甘酒のカロリーと糖質を解析していきます。

食品・食材飲料類 一覧甘酒カロリー糖質
甘酒ama-zake

甘酒のカロリーと糖質

甘酒

カロリー

81kcal(100g)

全食品の中で

低い

飲料類の中で

やや低い

糖質

17.9g(100g)

全食品の中で

標準的

飲料類の中で

多い

甘酒のカロリーについて

甘酒 81kcal
飲料類平均 136kcal
全食品平均 212kcal

甘酒のカロリー(100gあたり)は81kcal。グラフは甘酒、飲料類平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。

飲料類の平均カロリーは136kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、甘酒のカロリーは飲料類の中ではやや低い、全食品の中では低い水準にあることが分かります。

甘酒1杯分の平均的な重さは200gですので、1杯分のカロリーは162kcalとなります。

甘酒とはご飯と米麹、水を合わせて50~60度で12~24時間寝かし、糖化させたもの、または酒粕を湯で溶かして糖分を加えた2つを指します。ここでは米麹を利用した甘酒のカロリーをご紹介しています。

甘酒と言えばお正月や初詣のイメージが強いですが、江戸時代には夏の暑さを乗り切るために飲まれていました。

また「酒」という名がついていますが、アルコール分はごくわずかで、市販の甘酒はソフトドリンクに分類されるものが多いようです。

炊いたお米を使って作られているので、100g中炭水化物が18%も含まれていて、カロリーの大半が炭水化物によるものです。

甘酒の糖質について

甘酒 17.9g
飲料類平均 10.2g
全食品平均 18.5g

甘酒の100gあたりの糖質は17.9gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。甘酒の炭水化物量は18.3g、食物繊維量は0.4gですので、差し引いた糖質量は17.9gとなります。

飲料類の100gあたりの平均糖質量は10.2g、全食品の平均は18.5gですので、甘酒の糖質は他の飲料類の平均と比較して多く、全食品の平均と比較すると標準的ことが分かります。

ちなみに、平均的な甘酒1杯の重さは約200gとなりますので、1杯分の糖質量は35.8g程度となります。

甘酒は糖質の多い飲み物、お米を使うため糖質が多く炭水化物の20~30%がブドウ糖です。お粥で作られた飲み物をイメージすると分かりやすいかもしれません。

他の飲料類とのカロリーと糖質を比較

上のグラフは甘酒と主な飲料類との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。

甘酒とその他の飲料を比較すると、やはりお茶類はカロリー、糖質ともにとても少ないのが分かりますね。

ココアとの比較では、カロリーは2.6倍もの差がありますが、糖質量はほぼ変わりません

米麹で作ったタイプは材料が糖化して甘みが作られていますが、酒粕タイプは砂糖を加えいるので、自然の甘みを楽しむなら米麹タイプがおすすめです。

甘酒のカロリーはやや低くても、糖質が多い - 飲み過ぎには気をつけよう

甘酒のカロリーはやや低めでも、高糖質の飲み物ということが良く分かりましたね。

甘酒には米麹と酒粕を使った2つのタイプがあります。どちらにもメリットデメリットはあり、よい効果や効能もそれぞれにあります。

どちらもカロリーよりも糖質が気になる飲み物です。飲みすぎや遅い時間帯は控えが方が良さそうですね。

食物繊維やオリゴ糖が含まれています。お通じが良くなりむくみの解消にもつなげられるでしょう。

関連コンテンツ