たらの芽のカロリーと糖質をグラフを用いて分析していきます。

たらの芽のカロリーと糖質

たらの芽のカロリーはどのくらい？

たらの芽のカロリー(100gあたり)は27kcal。グラフはたらの芽の生とゆで、野菜平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。

野菜の平均カロリーは36kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、たらの芽のカロリーは野菜の中ではやや低く、全食品の中では低い水準にあることが分かります。

たらの芽1個分の重さは10gですので、1個分のカロリーは3kcalとなります。

1個たったの3kcalですので、たらの芽は低いカロリーと言えますね。ちなみに、たらの芽のて天ぷら1個のカロリーはおよそ33kcalです。

たらの芽はウコギ科であるタラノキの新芽を食用としたものです。独特の苦みと香りが特徴的で、天ぷらとして食されることが多いですね。

たらの芽の糖質量について

たらの芽の100gあたりの糖質は0.1gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。たらの芽の炭水化物量は4.3g、食物繊維量は4.2gですので、差し引いた糖質量は0.1gとなります。

野菜の100gあたりの平均糖質量は3.6g、全食品の平均は18.5gですので、たらの芽の糖質は他の野菜の平均と比較して少なく、全食品の平均と比較しても少ないことが分かります。

ちなみに、たらの芽1個の重さは約10gとなりますので、1個分の糖質量は0.01g程度となります。

たらの芽は糖質の少ない山菜です。煮物にもしますが、天ぷらにすることが多いので、その分糖質の量が多くなります。カロリーも高くなるので天ぷらで食す場合は要注意です。

他の野菜とのカロリーと糖質を比較

上のグラフはたらの芽と主な野菜との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。

同じく山菜のふきのとうと比較すると、カロリーはおよそ半分、糖質に至っては36倍もの差があります。いかにたらの芽の糖質量が少ないのかが分かりますね。ちなみにふきのとうの糖質は、野菜類の中でも標準の範囲です。

ちなみに、ふきとふきのとうは部位が違うだけで、カロリーと糖質にかなりの差があります。

らっきょうのカロリーはたらの芽の4.3倍も高く、レンコンの糖質に至っては135倍も多く含まれています。

たらの芽の糖質は低水準！カロリーも低い山菜

たらの芽に含まれる糖質はとても少ないことが分かりました。また、カロリーも低い山菜です。

ただ、たらの芽の食べ方はさまざまですが、天ぷらで食べるのがもっとも美味しいとも言えます。そうなると、糖質も増えますがカロリーは10倍も高くなってしまうので、ほどほどにしておきましょう。

たらの芽にはビタミンKや葉酸、食物繊維などが豊富に含まれており、春先あたりに旬を迎えます。

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