カロリー
33kcal(100g)
全食品の中で
野菜の中で
糖質
1.6g(100g)
全食品の中で
野菜の中で
菜の花(生) | 33kcal | |
ゆで | 28kcal | |
野菜平均 | 36kcal | |
全食品平均 | 212kcal |
菜の花のカロリー(100gあたり)は33kcal。グラフは菜の花の生とゆで、野菜平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。
野菜の平均カロリーは36kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、菜の花のカロリーは野菜の中では標準的、全食品の中では低い水準にあることが分かります。
菜の花1茎(可食部)の重さは16~33gですので、1茎分のカロリーは5~10kcalとなります。
菜の花は別名なばなとも呼ばれ、花蕾(からい)や茎、葉を食用とし、菜種油にも加工されています。春に旬を迎える野菜で、和え物やサラダ、漬物として利用されています。
カロリーは野菜の中では標準ですが、全食品の中では低め。お浸し一人前は50gほどなので、一食16.5kcalの摂取カロリーとなります。カリウムやビタミンC、ビオチンなどを含みます。
菜の花(生) | 1.6g | |
ゆで | 0.0g | |
野菜平均 | 3.6g | |
全食品平均 | 18.5g |
菜の花の100gあたりの糖質は1.6gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。菜の花の炭水化物量は5.8g、食物繊維量は4.2gですので、差し引いた糖質量は1.6gとなります。
野菜の100gあたりの平均糖質量は3.6g、全食品の平均は18.5gですので、菜の花の糖質は他の野菜の平均と比較してやや少なく、全食品の平均と比較すると少ないことが分かります。
ちなみに、菜の花1茎(可食部)の重さは約16~33gとなりますので、1茎分の糖質量は0.25~0.04程度となります。
菜の花の生には糖質が含まれていますが、茹でると糖質を含みません。主にゆでてから食べるので、実際の糖質摂取量はゼロとなるでしょう。
お浸しや漬物ではそれほど増えませんが、春に人気のメニュー「菜の花のパスタ」になると糖質や脂質が増えて高カロリーになるので気をつけましょう。
上のグラフは菜の花と主な野菜との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。
菜の花と他の野菜を比較してみますと、オクラとはカロリーや糖質はほぼ同程度となります。また、ブロッコリーのカロリーは菜の花とさほど変わりませんが、糖質量は少なく半分ほどしかありません。
小松菜やほうれん草はカロリーが低く、糖質に至っては菜の花の1/3~1/5ほどの量しか含んでいません。
サラダや和え物を作る場合は、カロリーや糖質が高いものと低いものを上手に組み合わせるのが良いでしょう。オイルたっぷりの高カロリーなドレッシングには要注意です。
菜の花のカロリーは野菜平均では標準的、そして、糖質に至っては茹でると「ゼロ」です。油を使って炒めるよりも、茹でて利用するのが良いでしょう。
パスタのような糖質もカロリーも高い材料と合わせるには最適な野菜です。食べでもあるので体重をコントロールしたい時にはおすすめです。
菜の花はカリウムを含むのでむくみの解消に効果的。また白髪の予防に有効と期待されるビオチンも含んでいます。