カロリー
11kcal(100g)
全食品の中で
野菜の中で
糖質
1.7g(100g)
全食品の中で
野菜の中で
ふき(葉柄、生) | 11kcal | |
ゆで | 8kcal | |
ふきのとう | 43kcal | |
野菜平均 | 36kcal | |
全食品平均 | 212kcal |
ふきのカロリー(100gあたり)は11kcal。グラフはふきの生とゆでたふき、ふきのとう、野菜平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。
野菜の平均カロリーは36kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、ふきのカロリーは野菜の中では低く、全食品の中では低い水準にあることが分かります。
ふき1本分(柄の部分)との重さは20~30gですので、1個分のカロリーは2~3kcalとなります。
これはかなり低いカロリーと言えますね。ふきは日本原産の植物で野山に自生しています。ふきは主に柄(棒状)や葉の部分を食用としています。
ちなみに、ふきのとうはふきの蕾(つぼみ)の部分でほろ苦いのが特徴です。ふきのとうのカロリーは43kcalで、ふきよりもタンパク質や炭水化物が多い分、カロリーは高くなっています。
ふき(葉柄、生) | 1.7g | |
ゆで | 0.8g | |
ふきのとう | 3.6g | |
野菜平均 | 3.6g | |
全食品平均 | 18.5g |
ふきの100gあたりの糖質は1.7gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。ふきの炭水化物量は3.0g、食物繊維量は1.3gですので、差し引いた糖質量は1.7gとなります。
野菜の100gあたりの平均糖質量は3.6g、全食品の平均は18.5gですので、ふきの糖質は他の野菜の平均と比較してやや少なく、全食品の平均と比較しても少ないことが分かります。
ちなみに、ふき1本分(柄の部分)との重さは約20~30gとなりますので、1個分の糖質量は0.34~0.51g程度となります。
ふきは生食には不向きなので、おもに煮てから食します。100g中0.8gの糖質を目安にするのが良いでしょう。ふきの煮物ではみりんといった調味料を加えるので、実際の糖質摂取量は少し増えるでしょう。
上のグラフはふきと主な野菜との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。
こうして比較すると、ふきのカロリーや糖質は低いのが分かるかと思います。セロリのカロリーはふきとあまり変わりませんが、糖質が少し多めです。
ナスとアスパラガスはどちらもほぼ同程度で、ふきよりも少し高めですが全食品の中では低い水準です。ごぼうは糖質が多いのでカロリーも高くなります。
野菜の中では根菜類は比較的、糖質もカロリーも高く、ふきのような山菜や葉野菜は全体的にどちらも低い傾向にあります。
カロリーも糖質、どちらも低水準なのがふきです。生食には向いていませんので、ふきは必ず煮てアクをしっかりと抜いてから食べましょう。
ふきは煮物や天ぷらなど調理で食べるのが多く、糖質量やカロリーが高くなります。みりんはコクを出しふきの苦みを和らげますが、糖質が多いので使い過ぎに気をつけましょう。
ふきは春が旬の野菜です。この時期はたけのこも旬を迎える時期なので、一緒に煮物にするのがおすすめです。どちらも食物繊維が豊富なので便秘の改善に役立ちます。