らっきょうのカロリーと糖質を比較を交えて解説していきます。

らっきょうのカロリーと糖質

らっきょうのカロリーは？

らっきょうのカロリー(100gあたり)は118kcal。グラフはらっきょうと甘酢漬、野菜平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。

野菜の平均カロリーは36kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、らっきょうのカロリーは野菜の中ではかなり高く、全食品の中ではやや低い水準にあることが分かります。

らっきょう1個分の重さは6～8gですので、1個分のカロリーは7～9kcalとなります。

1個に換算するとたいして高いカロリーではありませんね。通常、私たちがらっきょうを食べるときは甘酢漬が多いのではないでしょうか。カロリー的には生のらっきょうと大差はありません。

らっきょうの糖質について

らっきょうの100gあたりの糖質は8.6gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。らっきょうの炭水化物量は29.3g、食物繊維量は20.7gですので、差し引いた糖質量は8.6gとなります。

野菜の100gあたりの平均糖質量は3.6g、全食品の平均は18.5gですので、らっきょうの糖質は他の野菜の平均と比較して多い、全食品の平均と比較してもやや少ないことが分かります。

ちなみに、らっきょう1個の重さは約6～8gとなりますので、1個分の糖質量は0.5～0.7g程度となります。

生のらっきょうの糖質は少ないですが、甘酢漬けは調味液に含まれる砂糖などが加わり糖質の量が多くなっています。生と糖質の量と比較すると3倍近くの差があります。

らっきょうは水溶性食物繊維が豊富ですが、甘酢漬けにするとつけ汁に流れ出てしまうため、生の方が食物繊維を多く含みます。

他の食品とのカロリーと糖質の比較

上のグラフはらっきょうと主な食品との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。

同じユリ科の仲間であるニンニクと比較すると、カロリー、糖質ともに低いですね、ただ、ほかの野菜や野菜を漬けたキムチと比べると、らっきょうのカロリーと糖質は高いのが分かります。

モロヘイヤのカロリーはそこそこありますが、糖質が0に等しいほど少ないのが特徴。セロリはカロリー糖質ともに低い野菜です。

らっきょうは一度に食べる量が少ない - 摂取カロリー、糖質は低い

らっきょうのカロリー、糖質は野菜類だけでなく全食品の中でも高い水準に当たります。ただ、一度に数多くを食べないので摂取カロリーと糖質の量は少なく済みます。

らっきょうはがんや動脈硬化を予防する効果があります(詳しくはらっきょうの栄養と効能を参照。)

また、らっきょうは刺激が強く胃もたれなどの牽引となることがあるので、1日3粒を目安にしましょう。

関連コンテンツ