カロリー
74kcal(100g)
全食品の中で
魚介類の中で
糖質
3.5g(100g)
全食品の中で
魚介類の中で
赤貝(生) | 74kcal | |
魚介類平均 | 116kcal | |
全食品平均 | 212kcal |
赤貝のカロリー(100gあたり)は74kcal。グラフは赤貝、魚介類平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。
魚介類の平均カロリーは116kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、赤貝のカロリーは魚介類の中ではやや低く、全食品の中でも低い水準にあることが分かります。
赤貝1個分のむき身の重さは15~20gですので、1個分のむき身のカロリーは11~15kcalとなります。
赤貝の三大栄養素は、タンパク質の割合が最も多く、ついで炭水化物、脂質はかなり少ない割合です。
赤貝はヒトの血液の色素成分とおなじヘモグロビンを含み、赤貝の身が赤く、貝を開けた時にでる液体が赤いのはこのためです。赤貝の名前の由来にもなっていますが「血貝」とも呼ばれています。
赤貝は身の赤い色だけでなく、貝の外側に42本の放射状の溝があるのも特徴です。
赤貝(生) | 3.5g | |
魚介類平均 | 1.5g | |
全食品平均 | 18.5g |
赤貝の100gあたりの糖質は3.5gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。赤貝の炭水化物量は3.5g、食物繊維量は0.0gですので、差し引いた糖質量は3.5gとなります。
魚介類の100gあたりの平均糖質量は1.5g、全食品の平均は18.5gですので、赤貝の糖質は他の魚介類の平均と比較して多く、全食品の平均と比較すると少ないことが分かります。
ちなみに、赤貝1個のむき身の重さは約15~20gとなりますので、1個分のむき身の糖質量は0.525~0.7g程度となります。
赤貝は魚介類の中でも糖質が多めです。赤貝の佃煮になるとさらに糖質量がアップするので、シンプルにお刺身や浜焼きで食べるのがおすすめです。
上のグラフは赤貝と主な魚介類or食品との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。
魚介類のなかでも貝類は比較的、糖質を含みます。赤貝とあわびのカロリーと糖質はほぼ同じくらいと言えます。
また、ホタテとはカロリーはほぼ同じですが、糖質は約2.3倍もの差があります。あさりのカロリーは赤貝の約半分、糖質は1/9程度と、とても少ない量です。
しじみと牡蠣は、どちらもほぼ同じくらいのカロリーと糖質量です。
赤貝のカロリーの水準は低いですが、糖質は高い水準ということが分かりました。お刺身やお寿司で食べられることが多い赤貝ですが、焼いてもおいしく食べられます。
赤貝の佃煮も人気ですが、糖質や塩分も多いので、あらかじめ量を決めて食べましょう。白米やお酒がすすみやすく、さらにむくみの原因にもなります。
タンパク質の他に、鉄分や亜鉛といったミネラル類を含み、貧血の予防や味覚を正常に保つ効果が期待されています。