カニのカロリーと糖質について解説しています。

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カニcrab

カニのカロリーと糖質

カニ

カロリー

59kcal(100g)

全食品の中で

低い

魚介類の中で

やや低い

糖質

0.2g(100g)

全食品の中で

少ない

魚介類の中で

少ない

カニのカロリーについて

カニ(タラバガニ(生)) 59kcal
ズワイガニ(生) 63kcal
毛がに(生) 72kcal
タラバガニ(水煮缶) 90kcal
ズワイガニ(水煮缶) 73kcal
魚介類平均 116kcal
全食品平均 212kcal

カニのカロリー(100gあたり)は59kcal。グラフはカニの生と缶詰、魚介類平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。

魚介類の平均カロリーは116kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、カニのカロリーは魚介類の中ではやや低く、全食品の中では低い水準にあることが分かります。

カニ1個分の重さはおよそ130~150gですので、1個分のカロリーは76~88kcalとなります。

足1本食べても80kcal前後ですのでさほど高くないカロリーですね。カニには様々な種類がありますが、日本ではタラバガニ、ズワイガニ、毛がにが多く流通しています。

カロリーを比較すると、毛がにが最も高く、ズワイガニ、タラバガニと続き、缶詰は身だけ詰めて少しカロリーが高くなっています。

最も高い毛がにでも70kcal前後ですので、カニ全般に言えるのはそれほどカロリーは高くないということですね。

カニの糖質は?

タラバガニ(生) 0.2g
ズワイガニ(生) 0.1g
毛がに(生) 0.2g
タラバガニ(水煮缶) 0.1g
ズワイガニ(水煮缶) 0.2g
魚介類平均 1.5g
全食品平均 18.5g

カニの100gあたりの糖質は0.2gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。カニの炭水化物量は0.2g、食物繊維量は0.0gですので、差し引いた糖質量は0.2gとなります。

魚介類の100gあたりの平均糖質量は1.5g、全食品の平均は18.5gですので、カニの糖質は他の魚介類の平均と比較して少なく、全食品の平均と比較しても少ないことが分かります。

ちなみに、標準的なタラバカニの足1個の重さは約130~150gとなりますので、1個分の糖質量は0.26~0.3g程度となります。

カニは糖質の低い食品ですね。足の部分を4本食べても1g程度です。カニの生と缶詰の糖質はほぼ同程度です。

他の魚介類とのカロリーと糖質を比較

上のグラフはカニと主な魚介類との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。

魚介類は比較的、糖質が低いのが特徴です。糖質0.1~0.2gはほぼ0に等しい量と言えるでしょう。

カニのカロリーは牡蠣と同じくらいですね。そのほか、イカたこホタテも同じくらいで、ホタテは糖質を少し多めに含んでいます。

あさりのカロリーはさらに低く、牡蠣の糖質量は魚介類の中でもかなり多い量です。

カロリーと糖質は低水準のカニ - 旬の冬に美味しく頂こう

カニのカロリーや糖質は低水準であることが分かりました。糖質制限やタンパク質を取りたい時にも気にせず食べれます。

カニの旬は冬なので鍋やボイルなどカラダが温まるメニューで頂けます。カロリーを気にせずタンパク質を摂るには、値段的にも鶏肉が最適ですが、この時期だけは贅沢をしてもいいですね。

タンパク質やビタミンB群、ミネラルなどの栄養も、しっかりとカニには含まれています。

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