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生姜gingers

やっぱり生姜はすごかった!生姜の持つ効能&栄養について

生姜の効能と栄養

女性を中心に“生姜ブーム”が起こって以来、食生活の中に定着した生姜。

生臭さを消す薬味としての役割から、風味を活かしたジンジャーエールやジンジャークッキーまで、どんな食材とも合わせやすく、使いやすいのも生姜の魅力です。

最近では、手軽に生姜を摂れるように粉末タイプや、砂糖をまぶして乾燥させたドライフルーツのようなタイプも多くで出回るようになりました。

今回は、そんな生姜に含まれている栄養と優れた効能をみていきましょう。「生姜三大成分」とも言われる「ジンゲロール」、「ジンゲロン」、「ショウガオール」についても解説していきます。

生姜にはマンガンが豊富!- 代謝を促進する効能

生姜と野菜平均とのマンガン含有量の比較

「日本食品標準成分表2015」より (可食部100gあたり)

生姜で注目すべき最初の栄養はマンガンです。

グラフは生姜と主な野菜のマンガン含有量を比較したものです。めたでには及びませんが、生姜は野菜で2番目に多いマンガン含有量となっています。

野菜平均と比較しても約10倍のマンガン含有量となっています。10倍という数値は驚きですね。

マンガンは代謝や抗酸化作用に関わる酵素の構成成分となる栄養です。マンガンを摂取することで、代謝や抗酸化作用を促進する効能を得ることができます。

また、抗酸化作用は活性酸素を除去することから、老化の防止、免疫力の向上などの効能も期待できます。

カラダをポカポカにさせる成分 - ジンゲロールの効能

生姜のホットイメージ

生姜には、ジンゲロールが豊富に含まれています。

ジンゲロールは、生の生姜のスパイシーな辛味のもととなる成分のひとつ。

血管を拡張させて血の巡りをよくすることで、カラダの熱を手足などの末端まで広げ、全身に行き渡らせる効能がある栄養です。

こうした理由から、ジンゲロールは冷え性の改善や、血行不良からくる肩こりや頭痛の改善、血液循環の改善、また、むくみの改善にも効能があります。

また、ジンゲロールには解熱作用や殺菌作用もあり、魚の生臭さを抑えたり、食中毒の予防なども期待できます。

発汗作用と抗酸化作用で老化防止!- ジンゲロンの働き

ジンゲロールを加熱したり乾燥させたりすることで、変化してできるのがジンゲロンという栄養成分です。

ジンゲロンは生姜の主要な香り成分のひとつで、ジンジャーエールなどの香料にも使用されています。

また、中枢神経を刺激し、エネルギー代謝を促す効能があることで知られています。強力な発汗作用が特徴で、生姜を摂取して身体が熱く感じるのはこれが理由です。

さらに、強い抗酸化作用によって肌や体内組織の老化を予防してくれる点でも注目されている栄養成分です。

「痛み」を和らげる成分!- ショウガオールの効能

生の生姜と粉末のイメージ

ジンゲロン同様、ショウガオールもジンゲロールを加熱したり乾燥させたりすることで変化してできる栄養成分です。

ショウガオールには、「痛み」の原因となる、「プロスタグランジン」というホルモンの働きを抑える効能があります。

主に、生理痛や関節炎、リュウマチなどの痛みに効果や効能があるとされています。

のどの痛みやせきの緩和にも効果があるため、風邪をひいたときに生姜はまさにピッタリな食材であるといえます。

エネルギー 水分 タンパク質 脂質 炭水化物 食物繊維 ナトリウム
30kcal 91.4g 0.9g 0.3g 6.6g 2.1g 6mg
カリウム カルシウム マグネシウム リン 亜鉛
270mg 12mg 27mg 25mg 0.5mg 0.1mg 0.06mg
マンガン ビタミンA ビタミンD ビタミンE ビタミンK ビタミンB1 ビタミンB2
5.01mg Tr 0μg 0.1mg 0μg 0.03mg 0.02mg
ナイアシン ビタミンB6 ビタミンB12 葉酸 パントテン酸 ビオチン ビタミンC
0.6mg 0.13mg 0μg 8μg 0.21mg 0.7μg 2mg

しょうが(根茎 生)の100gあたりの成分表(Tr:微量「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」より )

「新生姜」はなにが違うの?

新生姜のイメージ

一般的に通年で流通しているのが「根しょうが」。ふっくらと丸みがあり、皮は薄茶色をしています。

香りと辛味が強く、薬味として使われることがほとんど。秋に収穫して貯蔵したものが随時出荷されるので、通年で手に入れることができます。

それに対して「新しょうが」は、初夏に収穫され貯蔵せずに出荷されます。上の写真は新しょうがです。繊維がやわらかくみずみずしい状態であることが分かりますね。

皮が白っぽくて茎の付け根が赤く、スジが少なくさわやかな辛味が特徴です。ただし、「根しょうが」と「新しょうが」の栄養面での大きな違いはありません。

通年「根しょうが」を利用し、出回り始める夏には「新しょうが」を利用するのがおすすめです。

引用および参考:「日本食品標準成分表2015年版(七訂)

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