カロリー
126kcal(100g)
全食品の中で
魚介類の中で
糖質
0.1g(100g)
全食品の中で
魚介類の中で
アジ(マアジ、生) | 126kcal | |
マアジ、焼き | 170kcal | |
ニシマアジ、生 | 169kcal | |
ムロアジ、生 | 166kcal | |
くさや | 240kcal | |
魚介類平均 | 116kcal | |
全食品平均 | 212kcal |
アジのカロリー(100gあたり)は126kcal。グラフはアジ類の生と焼き、くさや、魚介類平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。
魚介類の平均カロリーは116kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、アジのカロリーは魚介類の中では標準的、全食品の中ではやや低い水準にあることが分かります。
アジ1尾の可食部の重さは70~90gほどですので、1尾分のカロリーは約88~113kcalとなります。
アジ1尾で100kcalに届くか届かないかなので、やはり魚の中でのカロリーは標準かそれより低めですね。
また、アジの中でもシマアジやムロアジのカロリーが高い原因は、シマアジに比べ脂質が多いためです。
くさやは独特のにおいがする古くからのほんに伝わる発酵食品。魚汁を長期間熟成・発酵させた「くさや汁」に浸し乾燥させたものです。水分と脂質が少なくなりますが、タンパク質が増えてカロリーが高くなります。
アジ(マアジ、生) | 0.1g | |
マアジ、焼き | 0.1g | |
ニシマアジ、生 | 0.1g | |
ムロアジ、生 | 0.4g | |
くさや | 0.3g | |
魚介類平均 | 1.5g | |
全食品平均 | 18.5g |
アジの100gあたりの糖質は0.1gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。アジの炭水化物量は0.1g、食物繊維量は0.0gですので、差し引いた糖質量は0.1gとなります。
魚介類の100gあたりの平均糖質量は1.5g、全食品の平均は18.5gですので、アジの糖質は他の魚介類の平均と比較して少なく、全食品の平均と比較しても少ないことが分かります。
ちなみに、アジ1尾の可食部の重さは約70~90gとなりますので、1尾分の糖質量は0.07~0.09g程度となります。
糖質量はアジ一尾で1gにも満たないので、少ないというよりはほぼゼロに等しい値です。アジで糖質の心配は必要ないでしょう。ただしアジんおみりん干しやアジフライなどは糖質やカロリーが高くなります。
アジの中ではくさやが一番糖質が多いですが、全食品中では低い水準です。
上のグラフはアジと主な魚介類との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。
鯖、さんま、ぶりのカロリーは全食品と比べても高い水準ですが、糖質はかなり低水準です。
魚介類は全般的に糖質が低い傾向があります。ただし、つくだ煮やみりん干しといった糖質を含む調味を使って加工するものもあるので、ものによっては高カロリー、高糖質になります。
アジはカロリーも糖質も低い魚で、とくに糖質はかなり低い水準です。シンプルに焼いたりお刺身で食べるのが良いでしょう。
アジには様々な加工品やレシピがあり、それによっては高カロリー糖質過多になるので注意しましょう。フライはカロリーが高くなりますし、みりん干しでは糖質が多くなります。
アジには全体の20%近くを占めるタンパク質が含まれています。お肉に比べて脂質も少なく、その脂質もDHAやEPAといった良質なものになります。