カロリー
247kcal(100g)
全食品の中で
魚介類の中で
糖質
0.3g(100g)
全食品の中で
魚介類の中で
鯖(まさば、生) | 247kcal | |
まさば、水煮 | 309kcal | |
まさば、焼き | 318kcal | |
さば節 | 360kcal | |
魚介類平均 | 116kcal | |
全食品平均 | 212kcal |
鯖のカロリー(100gあたり)は247kcal。グラフは鯖の生と加熱、さば節、魚介類平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。
魚介類の平均カロリーは116kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、鯖のカロリーは魚介類の中では高く、全食品の中でもやや高い水準にあることが分かります。
鯖1切れ分の重さは80~120gですので、1切れ分のカロリーは198~296kcalとなります。
鯖は他の魚に比べ脂質が高めのため、カロリーも高めとなります。鯖はサバ科の総称ですが一般的にはまさばを指します(当コンテンツでもまさばを鯖のカロリーとして扱っています)。
生の鯖は水煮や焼きに比べ水分量が多いため、100gあたりのカロリーは低めになります。
さば節とはゴマサバを原料として、いぶして乾燥させたものです。深いコクと風味が特徴的です。
鯖の種類によってカロリーも異なります。大西洋さばは100g中326kcalとカロリーが高く、ゴマサバは100g中146kcalとカロリーは低くなっています。どれもタンパク質の量はそれほど変わらず、脂質の量がカロリーを左右しています。
鯖(まさば、生) | 0.3g | |
まさば、水煮 | 0.3g | |
まさば、焼き | 0.4g | |
さば節 | 0.0g | |
魚介類平均 | 1.5g | |
全食品平均 | 18.5g |
鯖の100gあたりの糖質は0.3gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。鯖の炭水化物量は0.3g、食物繊維量は0.0gですので、差し引いた糖質量は0.3gとなります。
魚介類の100gあたりの平均糖質量は1.5g、全食品の平均は18.5gですので、鯖の糖質は他の魚介類の平均と比較して少ない、全食品の平均と比較しても少ないことが分かります。
ちなみに、鯖1切れの重さは約80~120gとなりますので、1切れ分の糖質量は0.24~0.36g程度となります。
鯖はカロリーは高いですが、糖質がとても少ない魚です。さば節には糖質が含まれていませんが、その他の生や焼き、水煮の糖質量はほぼ一緒です。
上のグラフは鯖と主な魚介類との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。
一般的に魚はカロリーには幅がありますが、糖質に至っては低いものが多いのが特徴です。
他の魚介類と比較してみると、鯖のカロリーと糖質はうなぎと似ています。おなじサバ科であるマグロとかつおと比べると、やはりカロリーは2倍以上も高く、糖質はさほど差はありません。
鯖のカロリーと糖質を上げないで済む調理法はやはり塩焼きや水煮です。フライやしめさば、味噌煮は小麦粉や砂糖、みりんなどの調味料や油を使うため、カロリーも糖質も多くなります。
鯖を見てきましたが、カロリーは高いですが糖質量は低水準ということが分かりましね。
カロリーや糖質量の摂りすぎを防ぐことを考えると、塩焼きがもっともおすすめの調理法ですが、鯖の栄養分をしっかりと摂取するためには煮汁も一緒に頂ける水煮やみそ煮がおすすめです。
鯖は脂質が多い魚ですが、その脂質は良質でDHAやEPAが含まれています。両者には高血圧や脂質異常症など生活習慣病の予防対策の効果が期待されています。