サンチュに含まれている栄養とその効能についてご紹介します。焼肉のおともとして知られるサンチュ。
「サンチュにお肉を巻いて食べるのが好き!」という方も多いのではないでしょうか。サンチュで焼き肉を巻いて食べれば、肉だけではなく野菜も食べられて、なんだか健康的な気分になれますよね。
そこで今回は、そんなサンチュに含まれている栄養と効能についてご紹介します。普段何気なく食べているサンチュには、どのような成分が含まれているのでしょうか。
サンチュにはβ-カロテンという栄養が含まれています。
サンチュに含まれているβ-カロテンは、強力な抗酸化作用を持っており、活性酸素を除去する効能を持ちます。活性酸素の増加を抑えることは、老化の促進を抑えることになります。
シミや肌の老化も抑えるという点から、女性に特におすすめの栄養です。焼肉を食べる際にはぜひ、サンチュも一緒に食べるようにしてみて下さい。
β-カロテンにはほかにも、夜尿症の予防や改善、必要に応じてビタミンAに変換するなどの作用があります。
サンチュにはビタミンAの栄養も豊富に含まれています。ビタミンAは、人間の網膜に存在する光の受容体となる物質の働きにも関与しています。
また、角膜や網膜の細胞を正常に保ち、目を活性化する働きもあります。つまり、ビタミンAは、目に対する効能が大いに期待できる栄養なのです。
仕事やプライベートでパソコン、スマートフォンの使用頻度が多くなり、悩まされる人も増えてきたのが眼精疲労。
これは目を酷使しすぎて目に疲れがたまってしまうことで起きる症状であり、目の活性化、疲労回復に効くビタミンAを摂ることで、改善が期待できます。
サンチュ以外にビタミンAを多く含む食品は、レバー、あんこう、うなぎなどがあります。
サンチュには、鉄分も多く含まれています。鉄分は聞いたことがありますね。
鉄分の効能といえば、なんといっても貧血の防止です。特に、鉄欠乏性貧血の予防に効果があります。血液に含まれる赤血球には、ヘモグロビンというタンパク質が含まれています。
このヘモグロビンには「ヘム」という物質が含まれており、この物質に酸素が結合します。赤血球が酸素を運ぶことができるのは、このヘムのおかげです。
そして、ヘムを作るためには鉄分が必要です。
体が必要とする鉄分が不足すると「鉄欠乏性貧血」になってしまいます。鉄分を多く含むサンチュを食べることで体内の鉄分を補うことができ、貧血の防止につながると言えます。
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