ここではメロゴールドの栄養とその効能についてお伝えしています。
みなさんは「メロゴールド」という名前を聞いたことがあるでしょうか。メロゴールドは一見するとグレープフルーツのような見た目をしていますが、グレープフルーツとは別の、カリフォルニアを原産とする柑橘類です。
グレープフルーツとブンタンの掛け合わせにホワイトグレープフルーツを掛け合わせてできた果物です。酸味が抑えられ、甘みのある食べやすい味になっています。
ここでは、そんなメロゴールドの栄養と効能についてご紹介します。
目次
メロゴールドの栄養と効能 一覧
メロゴールドには、いくつかの栄養素が含まれていますが、ここではまず1つ目の栄養素であるビタミンCを豊富に含んでいることについてご説明していきます。
グレープフルーツと見た目が似ていますが、ビタミンCはグレープフルーツの約1.5倍は多く含まれています。そのため、1個食べるだけで1日に必要なビタミンCの摂取量を、ほぼクリアできてしまうのです。
ビタミンCは、コラーゲンの生成を助けたり、肌トラブルを予防する効果があります。
メロゴールドのビタミンCは美白のにも効果があるほか、酸化を抑制する働きによって、肌の糖化によるくすみやたるみの予防も期待できます。
メロゴールドにはクエン酸も豊富に含まれています。
クエン酸とは食べた時に酸っぱさを感じる、酸味成分のことを指します。
クエン酸は身体の細胞を活性化させる効果があり、それにより疲労回復を期待することができます。
クエン酸が疲労回復に効果的と言われるのには、まず一つ目は、疲労物質である乳酸を炭酸ガスに分解し、尿として排出させる効果があること。
二つ目はクエン酸によって血流の流れを改善することで、新陳代謝が良くなるといった理由が挙げられます。
ナリンギンという成分の名前はご存知でしょうか。
ナリンギンもメロゴールドに含まれており、脂肪の分解を促すことから、ダイエットに効く効能があるとされています。
ナリンギンとは、苦味成分の一種で、食欲を抑制する効果や少ない食事でも満腹感を感じさせる効果があります。
これらの効果を発揮させるため、食事の前に摂取することがオススメとされています。
メロゴールドは、その見た目とは異なり「砂糖をまぶしたグレープフルーツ」と言われるほど甘みが引き立ち、苦みが少ない、とても食べやすい果物です。
カロリーも1つにつき100kcalほどと、少ないそうです。また、ダイエットに効果のあるナリンギンという成分だけでなく、ビタミンCが脂肪の燃焼を促す働きもしてくれます。
このように、メロゴールドダイエットや美容にふさわしい果物です。