スウィーティーの栄養と効能

スウィーティーsweetie

スウィーティーの栄養は?女性にうれしい効能の宝庫

スウィーティーの栄養と効能

スウィーティーに含まれる栄養とその効能についてお伝えします。

スウィーティーは、グレープフルーツ文旦の一種を交配させて作られた柑橘系の果物です。グレープフルーツに似ていますが、違いはそれよりも果肉の甘さが強く、特徴は果皮の色が緑色であるということです。

アメリカ原産のものを「オロブロンコ」、イスラエル原産のものは「スウィーティー」と称してしますが、同じ品種です。違いは、気候が異なるためスウィーティーは緑色が濃く、オロブロンコの方は黄色味が強く緑色が薄い点です。

スウィーティーに含まれているビタミンなどの栄養が体にどのような良い効果を与えてくれるのかについてご紹介します。

また摂取する際に注意すべきいくつかの点についても順にみていきましょう。

妊娠中に不足しがちな葉酸の効能 - 胎児の発育に役立つ栄養

スウィーティーに含まれている葉酸はビタミンの一種です。

この栄養素はとくに細胞の再生や核酸に関わる重要なものです。特に核酸は遺伝情報を司るものであり、妊娠中の細胞分裂が活発に行われている体内では頻繁に不足します。

お腹に赤ちゃんのいる妊婦の方は積極的に葉酸を摂取して、胎児の健康な身体の発育を促すことが推奨されています。

これは出産後、授乳期の赤ちゃんを持つお母さんにも同様のことが言えます。

血液中のコレステロールを下げるアミノ酸や赤血球の生成を助ける効能もあるので、貧血予防にも重要な栄養です。

スウィーティーはパントテン酸も含む - 善玉コレステロールに関わる

スウィーティーにはビタミンB群の一種である、パントテン酸も含みます。

コレステロールやホルモンなどの合成に関係しているのがパントテン酸です。

善玉コレステロールには余剰なコレステロールを回収して、肝臓に運ぶ役割があります。これが不足し正常に働かない場合、動脈硬化の危険性が大きく高まります。

パントテン酸を適度に摂取することで、この働きを助け生活習慣病の予防につながります。また、ストレスへの抵抗力を高めるホルモンの合成を促進するという効能もあります。

スウィーティーのパントテン酸はバナナグレープフルーツよりも多く含まれています。

ビタミンCの効能 - 糖化予防と免疫力アップの栄養!

ビタミンCもスウィーティーには含まれています。

ビタミンCには、免疫力向上と老化の防止という。ふたつの大きな効果があります。ビタミンCは抗酸化作用を持つため、糖化予防やアンチエイジング対策の栄養として注目されています。

コラーゲンの生成と強化の際に重要な役割を果たすのがビタミンCです。この栄養を適切に摂ることによって、紫外線などによる細胞の老化が抑えられ、肌のハリを保つのに役立つ効能が得られます。

加えてビタミンCには、風邪などに対する免疫力の強化にも働きます。体の外側からも内側からも健康を促進する手助けになります。

上記のパントテン酸と同じように、スウィーティーに含まれているビタミンCにもストレス軽減を助ける働きがあります。

スウィーティーを食べる時の注意点は? - 医薬品服用中は要注意

このように多くの効能が得られるスウィーティーですが、お薬を服用している最中の摂取には十分な注意が必要です。

場合によっては思いもかけない悪影響を受けてしまう場合があります。

グレープフルーツやスウィーティーとの組み合わせで注意するべきお薬は、主に血液に関するものです。

例えば血圧を低下させる効果のあるカルシウム拮抗薬は、種類によって、スウィーティーに含まれるフラクノマリン類と呼ばれる物質と合わせて摂取することで薬の代謝が阻害されてしまう場合があります。

これによりめまいや動悸といった症状が出てしまうのです。過剰摂取を避け、薬との飲み合わせを意識することで、スウィーティーに含まれる栄養からの恩恵を最大限に受けられるでしょう。

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