カロリー
380kcal(100g)
全食品の中で
穀類の中で
糖質
59.7g(100g)
全食品の中で
穀類の中で
オートミール | 380kcal | |
穀類平均 | 290kcal | |
全食品平均 | 212kcal |
オートミールのカロリー(100gあたり)は380kcal。グラフはオートミール、穀類平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。
穀類の平均カロリーは290kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、オートミールのカロリーは穀類の中ではやや高く、全食品の中でも高い水準にあることが分かります。
オートミール1カップ分の重さは80gですので、1カップ分のカロリーは304kcalとなります。
ご飯(白米)一膳のカロリーはおよそ252~267kcalほどですから、オートミールのカロリーはやはり高いと言えるでしょう。さらに、オートミールはお粥のように煮てから牛乳や砂糖を加えて食べるので、より一層、摂取カロリーが高くなります。
オートミールは燕麦(えんばく)を精白し、加熱ロールで挽き割って作られています。お米同様に炭水化物が多いためカロリーも高めです。
オートミール | 59.7g | |
穀類平均 | 49.7g | |
全食品平均 | 18.5g |
オートミールの100gあたりの糖質は59.7gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。オートミールの炭水化物量は69.1g、食物繊維量は9.4gですので、差し引いた糖質量は59.7gとなります。
穀類の100gあたりの平均糖質量は49.7g、全食品の平均は18.5gですので、オートミールの糖質は他の穀類の平均と比較してやや多く、全食品の平均と比較してもかなり多いことが分かります。
ちなみに、オートミール1カップの重さは約80gとなりますので、1カップ分の糖質量は47.76gになります。
オートミールの食物繊維は白米のような穀物と比べれば多いですが、7割は糖質という多さです。
白米1善の糖質量は55.2~58.9gなので白米の方が多いですが、牛乳や砂糖を加えた場合はオートミールの方が多くなります。
オートミール
大麦
玄米
そば
ビーフン
白米
上のグラフはオートミールと主な穀類との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。
オートミールのカロリーと糖質量は、大麦と似通っています。また、ヘルシーなイメージがあるビーフンもやはり炭水化物が多いので、カロリー糖質ともに高いですね。
他の穀物と比較すると、あらためてオートミールのカロリーと糖質が高いのがよく分かります。甘みを加える場合は、低カロリー甘味料がおすすめです。
また、こうして見ることで、玄米と白米はカロリー、糖質はさほど差がないことも分かりました。
オートミールを見てきましたが、穀物類なのでカロリーも糖質も高い水準でした。
白米に比べて食物繊維やビタミンなどを含みますが、一食1カップ分ではダイエットどころかかえって太る要因になるので、1食分は30~40g程に抑えるのが無難です。
また、穀物の中ではGI値が55と低めの方なので、夕食が遅くなった場合の白米のかわりにしてもいいでしょう。
オートミールの食物繊維の割合は不溶性2:水溶性1と理想的なので、便秘改善のサポートに効果的です。