かぼちゃの種のカロリーと糖質を比較を交えて解説していきます。

かぼちゃの種のカロリーと糖質

かぼちゃの種のカロリーは？

かぼちゃの種のカロリー(100gあたり)は574kcal。グラフはかぼちゃの種、種実類平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。

種実類の平均カロリーは480kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、かぼちゃの種のカロリーは種実類の中ではやや高く、全食品の中ではもかなり高い水準にあることが分かります。

かぼちゃの種大さじ1杯分の重さは15gですので、1大さじ1杯分のカロリーは86kcalとなります。また、10粒で4gほどになるので、10粒分のカロリーは約23kcalです。

大さじ1杯分でも86kcalと高カロリーな食品です。かぼちゃの種のカロリーが高い理由は脂質が50％も占めるためです。炭水化物は少ないですが、タンパク質も25％ほど含まれています。

ちなみに、カロリーは炒って味付けしたものです。かぼちゃの種は生だと消化が悪いため、炒って味付けしてから食べるのが基本となっています。

かぼちゃの種の糖質ついて

かぼちゃの種の100gあたりの糖質は4.7gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。かぼちゃの種の炭水化物量は12.0g、食物繊維量は7.3gですので、差し引いた糖質量は4.7gとなります。

種実類の100gあたりの平均糖質量は17.9g、全食品の平均は18.5gですので、かぼちゃの種の糖質は他の種実類の平均と比較して少なく、全食品の平均と比較しても少ないことが分かります。

ちなみに、かぼちゃの種大さじ1杯の重さは約15gとなりますので、大さじ1杯分の糖質量は0.705g程度となります。また、10粒で約4gなので、10粒分のカロリーはおよそ0.188kcalになります。

カロリーと違って糖質はかなり少ないですね。炭水化物の2/3以上が食物繊維なので糖質量が少なくないのです。

かぼちゃの種を含む種実類は、糖質が少ないので糖質制限中や間食にすすめられていますが、高カロリーということは意識しておきましょう。

他の種実類とのカロリーと糖質の比較

上のグラフはかぼちゃの種と主な種実類との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。

かぼちゃの種のカロリーは種実類の中でも高めですが、糖質は少ないのが見て分かりますね。

かぼちゃの種はカシューナッツとごまのカロリーとほぼ同量ですが、糖質はごまの約半分、カシューナッツの1/5程度という少なさです。

麻の実のカロリーはかぼちゃの種よりも低いですが、糖質は約2倍も多く含まれています。

ひまわりの種とピスタチオは、カロリーと糖質がほぼ同じくらいです。どちらもかぼちゃの種よりも高いので、種実類は組み合わせて食べるのが良いでしょう。

かぼちゃの種は高カロリーでも低糖質 - 一日10～15粒を目安に！

かぼちゃの種は高カロリーですが、糖質は低水準の食品ということが分かりました。

間食におすすめの食品としてナッツ類が挙げられますが、かぼちゃの種でカロリーオーバーにならないように、一日10～15粒にとどめておくのが良いですね。

かぼちゃの種は栄養が豊富、オレイン酸やリノール酸などの良質な脂質を摂ることができます。

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