銀杏のカロリーと糖質を比較を交えて分析していきます。

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銀杏ginkgo-nuts

銀杏のカロリーと糖質

銀杏

カロリー

171kcal(100g)

全食品の中で

やや低い

種実類の中で

低い

糖質

33.2g(100g)

全食品の中で

多い

種実類の中で

多い

銀杏のカロリーはどのくらい?

銀杏(生) 171kcal
ゆで 174kcal
種実類平均 480kcal
全食品平均 212kcal

銀杏のカロリー(100gあたり)は171kcal。グラフは銀杏の生とゆで、種実類平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。

種実類の平均カロリーは480kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、銀杏のカロリーは種実類の中では低く、全食品の中ではやや低い水準にあることが分かります。

銀杏1粒分(殻むき)の重さは2~3gですので、1粒分のカロリーは3.4~5.1kcalとなります。

銀杏は種実類の中ではタンパク質の割合が少なく、炭水化物が35%近くも占めています。

イチョウの種子の部分が銀杏で、殻をむくと出てくる仁が食用として利用されています。生の状態ですと鮮やかな緑色をしていますが、ゆでたり加熱すると黄色く変わります。茶碗蒸しやがんもどきの具に利用されています。

銀杏の糖質はどのくらい?

銀杏(生) 33.2g
ゆで 33.4g
種実類平均 17.9g
全食品平均 18.5g

銀杏の100gあたりの糖質は33.2gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。銀杏の炭水化物量は34.8g、食物繊維量は1.6gですので、差し引いた糖質量は33.2gとなります。

種実類の100gあたりの平均糖質量は17.9g、全食品の平均は18.5gですので、銀杏の糖質は他の種実類の平均と比較して多く、全食品の平均と比較しても多いことが分かります。

ちなみに、銀杏1粒の重さは約2~3gとなりますので、1粒分の糖質量は0.66~0.99g程度となります。

銀杏は糖質が多い食品です。10粒で7~10gのも糖質量になってしまいます。カロリーは低いですが糖質の摂取には要注意です。

他の種実類とのカロリーと糖質量の比較

上のグラフは銀杏と主な種実類との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。

銀杏と他の種実類を比較すると、低カロリーなのが分かりますね。種実類は比較的高カロリーではありますが、意外と糖質は少なめのものが多いです。

くるみピスタチオなどとカロリーを比較すると、4倍近くもの差があります。

反対に銀杏の糖質が多いのも分かります。高カロリーなクルミも糖質量は少ないため、銀杏と比較すると8倍もの差があります。

銀杏を除く種実類は高カロリーなので、糖質ばかり意識しているとカロリーオーバーになりやすいので気を付けましょう。

銀杏は意外と低カロリー - 糖質は多いので注意を!

種実類は比較的高カロリーなものが多い中、銀杏のカロリーは低い水準です。ただし、糖質は多くなります。

銀杏は高糖質の食品ですから、お酒と一緒につまんでいると糖質もカロリーも摂りすぎてしまうので、必ず数を決めて食べるようにするのが良いでしょう。

炭水化物やビタミンB1などを含み、がん予防や冷え性の改善、夏バテ防止などの効果があります。

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