ラディッシュに含まれている栄養や期待できる効能などをご紹介します。ラディッシュは、その見た目の可愛らしさから、特に女性を中心に人気の野菜。鮮やかな赤い実が特徴的ですね。
別名を「二十日大根」とも言い、そのきれいな色味を活かしてサラダなどに使われたりします。
そんなラディッシュ、実はかわいいだけではなく、栄養も豊富なんですよ。今回は、そんなラディッシュに秘められた栄養とその効能について、ご紹介していきます。
目次
ラディッシュの効果と効能
ラディッシュには、ビタミンCが含まれています。ビタミンCは、美肌作りに適しています。
さらに体内では免疫力の向上にも作用し、風邪予防やストレス対策にも役に立ちます。
ビタミンCは喫煙よって壊れてしまう栄養ですので、愛煙家の方は特に意識して摂取する必要があります。
ラディッシュは、消化を助けるジアスターゼが多く含まれていることも注目です。ジアスターゼは、別名「アミラーゼ」とも呼ばれます。
ジアスターゼはでんぷんの分解を助ける消化酵素で、胃腸の働きを高めて、消化不良の解消に効能があります。
また、食欲増進効果もあるため、食欲不振状態の改善も期待できるでしょう。
ラディッシュには、葉酸の栄養も多めに含まれています。
葉酸はほうれん草から発見された栄養で、植物に多く含まれ、DNAやタンパク質の合成を促す効能があります。
また、胎児の先天性異常を防止したり、血液中の赤血球を作ったりするので、女性には必要不可欠な栄養です。
妊娠中または妊活中の女性は、ラディッシュなどで葉酸を意識的に多く摂りたいですね。
ラディッシュには、特に葉の部分にβ-カロテンが含まれています。
ラディッシュの葉に多く含まれているβ-カロテンには、強い抗酸化作用があり、体内で必要に応じてビタミンAに転換される効果があります。
また、β-カロテンとしては、動脈硬化の予防や健康な皮膚・粘膜の維持の効能が期待できます。
β-カロテンを摂るために、ラディッシュは葉の部分も捨てないでしっかり食べるように心がけてくださいね。
ラディッシュには、食物繊維が豊富な点も見逃せません。
食物繊維は第6の栄養素とも呼ばれ、腸内で水分を含み、かさを増すので、空腹感をやわらげて過食防止の効果があります。
また、腸内の老廃物の排出を促して新陳代謝を活発化させるため、便秘の解消や美容面での効能も期待できます。
さらに、食物繊維にはコレステロールの吸収を抑える効果もあります。この作用により、糖尿病や脂質異常症などの予防にも役立ちます。
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