さやえんどうのカロリーと糖質を他の食品と比較して検証していきます。

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さやえんどうsnow-pea

さやえんどうのカロリーと糖質

さやえんどう

カロリー

36kcal(100g)

全食品の中で

低い

野菜の中で

標準的

糖質

4.5g(100g)

全食品の中で

少ない

野菜の中で

やや多い

さやえんどうのカロリー

さやえんどう(若ざや、生) 36kcal
さやえんどう若ざや、ゆで 34kcal
スナップえんどう若ざや、生 43kcal
グリーンピース生 93kcal
グリーンピースゆで 110kcal
グリーンピース冷凍 98kcal
野菜平均 36kcal
全食品平均 212kcal

さやえんどうのカロリー(100gあたり)は36kcal。グラフはさやえんどうとスナップえんどう、グリーンピース、野菜平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。

野菜の平均カロリーは36kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、さやえんどうのカロリーは野菜の中では標準的、全食品の中では低い水準にあることが分かります。

さやえんどう1さや分の重さは2~3gですので、1さや分のカロリーは0.7~1kcalとなります。

10さや食べても10kcalほどですので、さやえんどうのカロリーは低いと言えますね。

スナップえんどうは、さやえんどうの一種でさやごと食べられるのが特徴です。カロリーはさやえんどうよりもやや高くなります。グリーンピースは、さやえんどうと同じ種類(マメ科エンドウ属)ですが、未熟な種子を食用としている点が特徴的です。

グリーンピースはさやえんどうよりもタンパク質、炭水化物が豊富に含まれており、カロリーも高くなっています。

さやえんどうの糖質は?

さやえんどう(若ざや、生) 4.5g
さやえんどう若ざや、ゆで 3.9g
スナップえんどう若ざや、生 7.4g
グリーンピース生 7.6g
グリーンピースゆで 9.9g
グリーンピース冷凍 11.3g
野菜平均 3.6g
全食品平均 18.5g

さやえんどうの100gあたりの糖質は4.5gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。さやえんどうの炭水化物量は7.5g、食物繊維量は3.0gですので、差し引いた糖質量は4.5gとなります。

野菜の100gあたりの平均糖質量は3.6g、全食品の平均は18.5gですので、さやえんどうの糖質は他の野菜の平均と比較してやや多く、全食品の平均と比較では少ないことが分かります。

ちなみに、さやえんどう1さやの重さは約2~3gとなりますので、1さや分の糖質量は0.09~0.135g程度となります。

10さやで換算すると1g前後です。さやえんどうを1食で100gも食べることはないですから、実際に摂取する糖質量は低いと言えます。

グリーンピースとスナップえんどうはさらに糖質が多くなります。スナップえんどうはサヤの中の豆も一緒に食べるタイプなので、糖質量が多くなっています。

他の野菜とのカロリーと糖質を比較

上のグラフはさやえんどうと主な野菜との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。

さやえんどうとさやいんげんは、どちらも豆になる前の若いサヤを食べる野菜です。この2つを比較するとカロリーも糖質も高いのがさやえんどうになります。

また、豆である枝豆そら豆はやはりカロリーも糖質も多く、特にそら豆は全食品中の中でも高い水準です。

さやえんどうは野菜の時はカロリーも糖質も低いですが、豆(グリーンピース)になるとどちらも高くなります。

さやえんどうの糖質は野菜類の中ではやや多い - カロリーは標準的

さやえんどうの糖質は野菜類の中ではやや多い量ですが、カロリーは標準の範囲です。ただしこれは野菜の中であって、食品全体で比較するとどちらも低水準の範囲です。

料理ではさやいんげんがメインになることは少なく、どちらかと言えば付け合せや彩りに使われることがい多いため、一食で摂る量は数枚です。

β-カロテンや食物繊維が含まれているので、抗酸化作用や整腸作用により、肌荒れの予防に役立ちます。

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