カロリー
143kcal(100g)
全食品の中で
豆類の中で
糖質
12.4g(100g)
全食品の中で
豆類の中で
あずき(ゆで) | 143kcal | |
乾 | 339kcal | |
こしあん | 155kcal | |
さらしあん | 385kcal | |
つぶあん | 244kcal | |
あづき缶詰(ゆで) | 218kcal | |
豆類平均 | 200kcal | |
全食品平均 | 212kcal |
あずきのカロリー(100gあたり)は143kcal。グラフはあずきのゆでと乾、あんこ、豆類平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。
豆類の平均カロリーは200kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、あずきのカロリーは豆類の中ではやや低く、全食品の中ではやや低い水準にあることが分かります。
あずき大さじ1杯分(ゆで)の重さ約21gですので、大さじ1杯のカロリーは30kcalとなります。
豆類のカロリーは全体的に高めとなりますが、その中であずきはやや低めのカロリーとなります。さらしあんが最もカロリーが高く、これはこしあんを水でさらし乾燥させて粉末にしているためです。
こしあんは煮たあずきをこして皮を取り除いたもの。つぶあんはあずきの皮がつぶれないように煮て砂糖を加えた物です。缶詰タイプのゆであずきは砂糖無添加を使い、砂糖の量を調節するとカロリーを抑えられます。
あずき(ゆで) | 12.4g | |
乾 | 40.9g | |
こしあん | 20.3g | |
さらしあん | 39.2g | |
つぶあん | 48.3g | |
あづき缶詰(ゆで) | 45.8g | |
豆類平均 | 10.2g | |
全食品平均 | 18.5g |
あずきの100gあたりの糖質は12.4gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。あずきの炭水化物量は24.2g、食物繊維量は11.8gですので、差し引いた糖質量は12.4gとなります。
豆類の100gあたりの平均糖質量は10.2g、全食品の平均は18.5gですので、あずきの糖質は他の豆類の平均と比較してやや多く、全食品の平均と比較するとやや少ないことが分かります。
ちなみに、あずき大さじ1杯分(ゆで)の重さは約21gとなりますので、大さじ1杯分の糖質量は2.6g程度となります。
つぶあんと缶詰はともに煮たあずきに砂糖を加えているため糖質が多く、ゆであずきやこしあんには砂糖は無添加です。さらしあんは水分が減った分、糖質の量が多くなっています。
上のグラフはあずきと主な豆類との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。
あずきと他の豆類と比較すると、大豆よりもカロリーは低いですが、糖質は6.8倍も多く含まれています。また、納豆と比べてもカロリーは低いですが糖質は2.2倍と高く、タンパク質が豊富な大豆よりに比べると、あずきの糖質が多いのが分かります。
あずきは砂糖を加えてあんこにした団子やお汁粉などで食べる機会が多く、カロリーや糖質の摂取量が多くなります。あずきに甘みを加えるときは糖質の少ない甘味料を使うことでカロリーも一緒に抑えられます。
あずきのカロリーはさほど高くはありませんが、糖質は豆類の中ではやや高めの水準です。
あずきは砂糖を加えたあんこやお赤飯に利用するなど、糖質の摂取量が多くなる食べ方が多い食材です。カロリーばか気をとられがちですが和菓子はあん以外の部分にも砂糖類を使っているため、かなり高糖質になる可能性があるので、せめて夜に食べるのは控えましょう。
あずきには食物繊維やポリフェノールが含まれているので、便秘の解消だけでなく生活習慣病の予防も期待されています。