カロリー
231kcal(100g)
全食品の中で
豆類の中で
糖質
3.3g(100g)
全食品の中で
豆類の中で
湯葉(生) | 231kcal | |
干し | 530kcal | |
豆類平均 | 200kcal | |
全食品平均 | 212kcal |
湯葉のカロリー(100gあたり)は231kcal。グラフは湯葉の生と干し、豆類平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。
豆類の平均カロリーは200kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、湯葉のカロリーは豆類の中ではやや高く、全食品の中では標準的水準にあることが分かります。
生湯葉1枚分の重さは30g前後ですので、1枚分のカロリーは69kcalとなります。
ちなみに干し湯葉になると1枚4.5g程になるので、1枚のカロリーは29kcalとなっています。
生湯葉1枚で70kcalですので、さほど高いカロリーではないですね。ただし、4枚で300kcal近くなります。合わせて食べる食材や調理法も意識しましょう。
湯葉は大豆の加工食品で、豆乳を加熱した際にできる膜のことです。生湯葉は生の膜そのもので、干し湯葉は生湯葉を乾燥させたものになります。
干し湯葉の方が水分量が極端に少なくなるため、100gあたりのカロリーは高くなります。
湯葉(生) | 3.3g | |
干し | 4.2g | |
豆類平均 | 10.2g | |
全食品平均 | 18.5g |
湯葉の100gあたりの糖質は3.3gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。湯葉の炭水化物量は4.1g、食物繊維量は0.8gですので、差し引いた糖質量は3.3gとなります。
豆類の100gあたりの平均糖質量は10.2g、全食品の平均は18.5gですので、湯葉の糖質は他の豆類の平均と比較して少ない、全食品の平均と比較しても少ないことが分かります。
ちなみに、生湯葉1枚の重さは約50~60gとなりますので、1枚分の糖質量は1.65~1.98g程度となります。
干し湯葉になると1枚4.5g程になるので、1枚の糖質量は0.189g程度です。
同じく豆乳から作られるお豆腐と比較すると、糖質と食物繊維は湯葉の方が多く含まれています。
湯葉は生と干し、ともに1枚分の糖質量は少ないですね。生湯葉をわさび醤油でシンプルに食べたり、湯葉丼、フライ、グラタンなどさまざまなレシピがあります。
上のグラフは湯葉と主な豆類との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。
比較している食品は大豆とそれを加工して作られたものです。比較することで同じ原料でも製造法の違いで、カロリー、糖質も異なるのが分かりやすいかと思います。
カロリーを見てみると、湯葉がもっとも高く、低いのが豆乳です。また、おからと高野豆腐はほぼ同量です。
糖質の量も湯葉がもっとも多く、少ないのは高野豆腐です。高野豆腐に比べて湯葉の糖質は5倍以上にもなります。
原料である大豆は全食品中、カロリーはやや低く、糖質量は少ない水準です。
湯葉は糖質量は少ないのですが、意外にもカロリーは高めでした。
1枚分あたりのカロリーは問題ないですが、ヘルシーと思って食べ過ぎるとカロリーオーバーです。引き上げながら食べる湯葉には気を付けましょう。
また、湯葉丼や湯葉の春巻きなどは、高カロリーな上に高糖質になります。カロリーや糖質を意識しているときは、合わせる食材にも注目するのが大切です。
湯葉にも大豆イソフラボンがしっかりと含まれています。女性ホルモンに似た働きをするとして、更年期障害の予防や緩和などが期待されています。