食品・食材種実類 一覧銀杏栄養効能
銀杏ginkgo-nuts

和食でおなじみの銀杏、注目すべき栄養と効能を紹介!

銀杏

銀杏に含まれている栄養とその効能をお伝えしていきます。銀杏はご存じの通りイチョウの種子で、茶碗蒸しの具材としてよく使われます。

日本や中国では、せきや痰をしずめる効能があるとして、昔から薬用として使われてきました。

独特のにおいが気になるという方も多い銀杏ですが、さまざまな栄養が含まれている、栄養価の高い食品です。

今回は、あまり知られていない銀杏の栄養と効能について、ご紹介します。

銀杏にはビタミンEが豊富 - アンチエイジングや冷え症改善の効能あり

ミニ切り株とスプーンに置かれた銀杏

銀杏の栄養には、ビタミンEが多く含まれています。

ビタミンEは、筋肉や脂肪組織など身体の生体膜に存在する脂溶性ビタミンの一種です。

抗酸化作用が強く、がんや心筋梗塞などの病気にかかりにくくする効能があり、老化を予防するアンチエイジングにも働きかけます。

また、血行をよくしたり、ホルモンバランスを整えたりする効能や働きがあるため、冷え症更年期障害の改善が期待できます。

ビタミンEは、銀杏と同じ種実類であるアーモンドピーナッツにも含まれています。

ビタミンB1もたっぷり - 疲労回復にうってつけの栄養

銀杏に含まれる栄養には、ビタミンB1も比較的多く含まれています。

ビタミンB1は豚肉などに多く含まれる栄養で、炭水化物をエネルギーに変える効能があります。特に銀杏は種実類の中でも脂質より糖質を多く含みます。

加えて老廃物を代謝し疲労回復を促す効能や、脳や神経の機能維持にも関わる栄養です。ビタミンB1の不足では、手足のしびれ、脚気など神経機能に異常が現れます。

糖質の代謝を促す銀杏は、夏に溜まった疲れを解消してくれる、夏バテ防止にはうってつけの食材と言えます。

パントテン酸はホルモン分泌を活発にする栄養 - ストレス対策の効能

ざるに乗せられた殻つきと殻をむいた銀杏

銀杏は、ビタミンB群の一種であるパントテン酸も豊富です。

パントテン酸の言語は、ギリシャ語の「どこにでもある酸」。ここから分かるように、さまざまな食品に含まれている栄養です。

パントテン酸は、タンパク質脂質、炭水化物の三大栄養素の代謝を助け、エネルギーを生み出しやすくする効能があります。

また、抗ストレス作用のあるホルモンの分泌、免疫抗体の合成を活発にする効能も持ち合わせています。

そして、女性にうれしい皮膚や粘膜を丈夫にし、健康を維持する効能もあります。

銅、亜鉛、鉄も含む銀杏 - 貧血予防に欠かせない栄養たち

小皿に入った銀杏

ミネラルの一種である亜鉛鉄分も、銀杏には多く含まれています。これら栄養には貧血を予防する効能があります。

貧血の予防には鉄分が注目されがちですが、実は多くの栄養が貧血対策に関わっています。

鉄分は血液の主成分となります。そして銅は鉄の利用を促す効能があり、亜鉛は赤血球を作るのに欠かせない栄養です。

銅は体内では骨や筋肉、肝臓などに存在しています。骨や皮膚の健康維持に不可欠なコラーゲンの生成を助ける効能が認められています。

また、亜鉛は舌にある味蕾(みらい)をつくり、味覚を正常に保つ効能があるほか、酵素の成分となって新陳代謝を促す働きがあります。

カリウムの効能 - むくみや高血圧予防に作用する栄養

銀杏に含まれるカリウムも比較的、豊富です。

カリウムの最大の効能は、細胞内外の水分量や浸透圧のバランスを保つことです。カリウムとナトリウムが相互に連携して、体内のイオンバランスの調整をしています。

カリウムは尿をスムーズに排泄させる作用があるため、過剰なナトリウムを排出して高血圧むくみの改善に一役買ってくれる栄養です。

また、筋肉の収縮を正常に行う効能もあるため、足がつるのを防ぐ働きもあります。

封筒と電子レンジで簡単調理 - 銀杏を今すぐ食べよう

小皿に入れた塩をまぶした銀杏

銀杏の硬い殻むきは大変。また、フライパンでコロコロと炒るのも面倒ですね。

そこで、ご紹介するのが茶封筒と電子レンジを使った銀杏の調理法です。これなら、手を痛めることなく時間もかからずに、簡単に食べることができます。

  • 銀杏をレンジで加熱する方法:用意するもの
  • 銀杏:10粒
  • 茶封筒:1枚
  • 電子レンジ
  • お塩

銀杏を茶封筒に入れ、口を三つ折りにます。電子レンジに入れ、500wで40秒~1分を目安に加熱します。目安はボンッと破裂音がいくつしたら出来上がりです。後は好みでお塩を振っていただきましょう。殻が割れていない銀杏は、手で押すと簡単に割れます。

注意する点は、封筒の口をしっかりと閉じること。破裂すると銀杏がレンジ内に飛び散ってしまいます。また、高温なので取り出す際は火傷に気を付けてください。

食べ過ぎは禁物! 大人はもちろん幼児はとくに要注意

幅広い栄養素が含まれた銀杏ですが、食べ過ぎは要注意です。

銀杏には、ビタミンB6の働きを妨害する中毒成分が含まれており、過度の摂取でけいれんなどの中毒症状が現れる可能性があります。

発症時間は銀杏を食べてから数時間後に現れると言われています。もし症状が出た場合は、速やかに病院へ向かいましょう。

成人でも、一度に食べる量としては10個程度が限度。とくに解毒能力が弱い幼児に食べさせるときは、注意してください。

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