はちみつ大根の効果、効能についてご紹介します。寒い季節になってくると風邪が心配されますよね。
しかし、なんとなく体調が悪いからと言って仕事を抜け出して病院に行くのは簡単にできることではありません。体調に変化があったときにはできるだけ自分で対処、予防できるようにしておきたいものです。
はちみつやレモン、しょうがなど風邪に効く食材はたくさんありますが、いま注目されているのが大根を使った「はちみつ大根」です。
一度は聞いたことがあるかもしれませんが、実際の効能ってどのようなものなのでしょうか。今回はそんなはちみつ大根の効果や効能をまとめてみました。
目次
はちみつ大根の効果と効能 一覧
大根には様々な栄養が含まれていますが、なかでも殺菌効果があると言われているのは「アリルイソチオシアネート」という栄養分です。
これは、カラシなどにも含まれている成分で、大根の特徴でもある辛さの素になっているものです。
アリルイソチオシアネートは殺菌作用とともに、消炎や鎮痛効果もあります。白血球の働きを促す効能があるので、その結果、炎症を起こしている部分を殺菌してくれます。
また、はちみつにも殺菌効果があるため、より消炎や鎮痛効果が高いと言えるでしょう。はちみつ大根ののど飴もたくさん売っていますね。このように、はちみつ大根は喉が痛いときにはうってつけです。
免疫力アップも、はちみつ大根に期待されている効果です。
はちみつ大根には、たくさんのビタミンCが含まれています。ビタミンCは主に果物から摂取するイメージが強いですが、大根だけでなくはちみつにも含まれているのです。
ビタミンCにはインターフェロンという免疫物質を、生成する働きがあります。免疫力が高まって、ウイルスが体内に侵入するのを防いでくれます。
大根に含まれているビタミンCは、なんと皮の部分に最も多く含まれています。そのため、はちみつ大根を作るときには大根の皮を向いてしまってはいけません。作るときには注意しましょう。
また、ビタミンB郡も同時に多く摂取できるので、美肌にも効果的です。ビタミン類は、不足しがちな栄養素なので取り入れると良いでしょう。
はちみつ大根には、グルコン酸が含まれています。
グルコン酸とははちみつに含まれる栄養素の一種です。グルコン酸によってビフィズス菌が増えるので、整腸作用があるとされています。便秘で悩んでいる時には、良い効果や効能をもたらしてくれるといえるでしょう。
また、免疫力を向上させることや、ビタミンの生成を助ける働きもします。
はちみつ大根は風邪になったときだけではなく、予防するためにも摂取しておきたい効能がたくさんあるのです。
はちみつ大根は江戸時代から民間療法で利用されてきました。
はちみつには殺菌、鎮静効果があるというのは有名な話です。昔から薬として使われていたくらいですから、非常に殺菌力の強い食べ物と言えるでしょう。
その賞味期限は2年以上と言われ、はちみつのほとんどが砂糖でできているので高濃度の糖分によって、菌の繁殖を抑えることができるのです。様々な効果や効能が期待されているはちみつは、口内炎にも効く言われています。
はちみつ大根にすることで大根との相乗効果を発揮して、風邪を予防するように働いてくれます。