名称 | 菊芋 | 分類 | キク科ヒマワリ属 |
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旬の時期 | 11~12月ごろ | 原産地 | 北アメリカ |
菊芋の旬は11月から12月頃です。
菊芋は夏が終わると菊に似た花を咲かせ、秋が深まるにつれて地上部分は枯れていきます。
その間に地中部の根が肥大化して食べられるようになるので、収穫は冬の気配が近づいてからです。
大きくなった根から芽がでるのは翌年の春なので、それまでの期間ならいつでも収穫することができます。
ただし、寒冷な地域では積雪が多いため、実質、収穫可能なのは11月頃と3月から4月に限定されます。
11月から冬にかけて旬を迎えるというのは、大根、ごぼう、人参などの土物類と共通していますね。
菊芋の原産は北アメリカで、江戸時代末期に家畜の飼料として持ち込まれました。その後、野生化が進み、要注意外来生物として警戒されています。
菊芋は健康食品などの原料として、栽培自体は全国各地で細々と行われているものの、食材としては未だマイナーな存在です。
しかし、最近では、水溶性食物繊維の一種であるイヌリンが大量に含まれていることから、美容と健康によい食品として注目されるようになりました。
そのため、長野県や熊本県など、特産品化が進んでいる地域もあります。