カロリー
35kcal(100g)
全食品の中で
いも、でんぷん類の中で
糖質
12.8g(100g)
全食品の中で
いも、でんぷん類の中で
菊芋(生) | 35kcal | |
いも、でんぷん類平均 | 126kcal | |
全食品平均 | 212kcal |
菊芋のカロリー(100gあたり)は35kcal。グラフは菊芋と、いも、でんぷん類平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。
いも、でんぷん類の平均カロリーは126kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、菊芋のカロリーはいも、でんぷん類の中では低く、全食品の中でも低い水準にあることが分かります。
菊芋1個分の重さは30~50gですので、1個分のカロリーは11~18kcalとなります。
菊芋がいも類の中でもカロリーが低い要因は、炭水化物の量が少ないためです。そのため、同じいも類であるじゃがいもと比べると、菊芋のカロリーは半分ほどになります。
菊芋はいも類に分類されていますが、じつはごぼうと同じキク科の食物です。そのため、食感や味、香りがじゃがいものようないも類とは異なります。
菊芋(生) | 12.8g | |
いも、でんぷん類平均 | 18.4g | |
全食品平均 | 18.5g |
菊芋の100gあたりの糖質は12.8gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。菊芋の炭水化物量は14.7g、食物繊維量は1.9gですので、差し引いた糖質量は12.8gとなります。
いも、でんぷん類の100gあたりの平均糖質量は18.4g、全食品の平均は18.5gですので、菊芋の糖質は他のいも、でんぷん類の平均と比較してやや少なく、全食品の平均と比較してもやや少ないことが分かります。
ちなみに、菊芋1個の重さは約30~50gとなりますので、1個分の糖質量は3.84~6.4g程度となります。
菊芋は糖質が低いことで注目されていますが、もう一つ、イヌリンが多いことでも知られています。
血糖値を上げにくいことやお通じ良くしてくれる働きがあるので、菊芋はダイエットに向いていると期待されています。
菊芋
里芋
山芋
じゃがいも
さつまいも
こんにゃく
上のグラフは菊芋と主ないも、でんぷん類との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。
他のいも類と比較してみると、やはりじゃがいもとはカロリーが2倍もの差があります。
また、糖質で意外なのは里芋は菊芋よりも少なく、山芋と菊芋はほぼ同じくらいということですね。
さつまいもは芋類の中では標準的なカロリーですが、糖質は多く、菊芋とはカロリーが4倍近く、糖質は2倍以上の差があります。
こんにゃくはこんにゃく芋から作られていますが、食品全体の中でもカロリー、糖質ともに低水準です。
菊芋はいも類と全食品中、カロリーは低く、糖質量はやや少ない範囲ということが分かりました。
菊芋は少し癖があるので、ゴボウのようなきんぴら、甘辛煮、甘酢漬、千切りのサラダ、また、薄切りにしたものを素揚げしてチップスのように食べるのもおすすめです。
菊芋は「天然のインシュリン」と呼ばれ、ヤーコンと同じくイヌリンを含みます。イヌリンは糖質の吸収を抑えると言われていて、糖尿病の予防に効果的な成分です。