里芋に含まれている栄誉と効能を解説していきます。独特のぬめりが特徴で、日本の食卓ではおなじみの里芋。
里芋は煮物にするのが定番ですが、グラタンやポテトフライなどとしても調理され注目を集めている食材です。
ほくほくとしながらも、粘りがある美味しさで愛されている里芋。
今回は、そんな里芋の栄養とその効果について詳しく見ていきましょう。
目次
里芋の栄養と効果
里芋には、カリウムという栄養が含まれています。
里芋に含まれているカリウムは、体内の水分量を適切に保つために重要な働きを持つ栄養で、過剰なナトリムの排泄に効果があります。
そのため、カリウムを摂ると、むくみや高血圧の予防・改善が見られます。さらに、筋肉の収縮を正常に保つ作用もあることでも知られています。
カリウムを多く含む食品は里芋のほかに、アボカド、ほうれん草、納豆、芽キャベツなどがあります。
里芋には、ミネラルの一種である銅という栄養が多めに含まれています。
銅は、エネルギー代謝に必要な多くの酵素の原料として使われることが特徴です
骨や皮膚、また血管壁を健康に保ち、美肌に欠かせないコラーゲンの生成効果もある欠かせない栄養です。
さらに、美しい黒髪のためのメラニン色素を作り出す材料にもなります。里芋などでうまく摂取していきたいですね。
里芋に含まれるモリブデンにも注目です。
里芋に含まれているモリブデンは、肝臓に貯蔵されている鉄分の利用を促す栄養で、造血作用があるため貧血の予防に効果があります。
また、食道ガンの予防にも効果があるとされ、その研究に期待が高まっている栄養です。
さらにモリブデンには、尿酸の産生を促す効能があり、キサンチンオキシダーゼなどの酵素の補酵素となるはたらきがあります。
里芋には炭水化物も含まれています。
炭水化物は、体内でブドウ糖に変化し、不足すると集中力が欠如したり、疲れやすいなどの症状を防ぐ効果があります。
そのため、私たちが活動する上で欠かせない栄養なので、しっかり摂取する必要があります。
炭水化物は過剰剰摂取には注意が必要ですが、ダイエットなどで極端に炭水化物が制限されると、カラダだけでなく脳の働きも正常に行われなくなる心配があります。十分に注意しましょう。
また、里芋に含まれるの炭水化物の量は、さつまいもより低いため炭水化物の過剰摂取を控える時には最適の食材です。
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