カロリー
5kcal(100g)
全食品の中で
いも、でんぷん類の中で
糖質
0.1g(100g)
全食品の中で
いも、でんぷん類の中で
こんにゃく(精粉こんにゃく) | 5kcal | |
生いもこんにゃく | 7kcal | |
しらたき | 6kcal | |
いも、でんぷん類平均 | 126kcal | |
全食品平均 | 212kcal |
こんにゃくのカロリー(100gあたり)は5kcal。グラフはこんにゃくと生芋こんにゃくしらたき、いも、でんぷん類平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。
いも、でんぷん類の平均カロリーは126kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、こんにゃくのカロリーはいも、でんぷん類の中では低く、全食品の中でも低い水準にあることが分かります。
こんにゃく1個分の重さは170~200gですので、1個分のカロリーは8~10kcalとなります。
カロリーが低いのは、タンパク質が0.1g、炭水化物2~3g、脂質が0.1未満、さらに水分が95%以上も占めるためです。カロリーとなる三大栄養素がほとんど含まれていないためです。
こんにゃくは精粉と生いもに分けられます。精粉こんにゃくは精粉に水と水酸化カルシウムを加えて板状にしたもの。生いもは生や蒸した芋を使って作られいます。しらたきはこんにゃくを熱湯の中に糸状に絞り出して固めたものです。
こんにゃく(精粉こんにゃく) | 0.1g | |
生いもこんにゃく | 0.3g | |
しらたき | 0.1g | |
いも、でんぷん類平均 | 18.4g | |
全食品平均 | 18.5g |
こんにゃくの100gあたりの糖質は0.1gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。こんにゃくの炭水化物量は2.3g、食物繊維量は2.2gですので、差し引いた糖質量は0.1gとなります。
いも、でんぷん類の100gあたりの平均糖質量は18.4g、全食品の平均は18.5gですので、こんにゃくの糖質は他のいも、でんぷん類の平均と比較して少なく、全食品の平均と比較しても少ないことが分かります。
ちなみに、こんにゃく1個の重さは約170~200gとなりますので、1個分の糖質量は0.17~0.2g程度となります。
こんにゃくの原料はサトイモ科の芋ですが、こんにゃく類に含まれている炭水化物はほとんどが食物繊維です。そのため、糖質の量は少なくなります。
生芋はこんにゃくのなかでも3.3gと最も炭水化物が多く含まれていますが、約9割も食物繊維が占めているため、糖質の摂取量は気にする必要はないでしょう。
こんにゃく
山芋
さつまいも
じゃがいも
豆乳
そば
上のグラフはこんにゃくと主な食品との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。
比較している食品は、芋、豆、穀物類でおもに炭水化物が多めに含まれて食品です。こんにゃく芋を原料にしていますが、糖質よりも食物繊維が多いので他の食品よりカロリー、糖質ともに低い値になります。
蕎麦やさつまいもは食物繊維を含むと知られてる食品。カロリーや糖質量もそれなりにあるので高めの値となっていますが、全食品の中では低い範囲です。
山芋やじゃがいものカロリーと糖質は低めに位置し、豆乳は脂質、タンパク質が多いですが、カロリー、糖質は少ない食品です。
こんにゃくはカロリー、糖質ともに、いも、でんぷん類、全食品と比較すると少ない部類なのが分かりました。
低カロリーで豊富な食物繊維に加え、噛みごたえがあり満腹感が得られやすい食品でもあるため、ダイエットや便秘の改善に有効でしょう。ポッコリお腹をスッキリさせるのに適した食材です。
こんにゃくの食物繊維には血糖値やコレステロール値を下げる効果もあるので、生活習慣病の予防にも期待ができます。