辛みが刺激的な香辛料である唐辛子。
唐辛子は、キムチや七味、麻婆豆腐などの四川料理、そして料理の彩にも使われます。また、唐辛子の仲間にはししとうやピーマンなどがあります。
激辛料理のブームにより、近年ますます注目が集まっている唐辛子。
今回は、そんな唐辛子の効能と栄養について詳しくご紹介していきます。
目次
唐辛子の効能と栄養 一覧
唐辛子に含まれる栄養素の中でも、もっとも特徴的な成分がカプサイシンです。
唐辛子の辛味成分であるカプサイシンは、体内の余分な体脂肪を燃焼させる効能があります。
カプサイシンは、脂肪燃焼を促進、さらに発汗作用や食欲増進の効果もあり、ダイエット効果や健康的な体づくりをサポートをしてくれます。
また新陳代謝を活発にさせる働きもある栄養素で、体を温め冷え性を改善する効能があります。
唐辛子には、β-カロテンも多く含まれています。
β-カロテンは、緑黄色野菜など色の濃い野菜に多く含まれており、強い抗酸化作用を持つことで有名な栄養です。
細胞の老化を防止する働きがあり、アンチエイジングに大きな効能があります。
ビタミンEを豊富に含んでいるのも唐辛子の特徴のひとつです。
ビタミンEは、脂溶性のビタミンで、こちらも強い抗酸化作用を持つ栄養です。
血流を良くする働きもあるビタミンEには、血色を良くしてイキイキとしたお肌を保つ効能があります。
唐辛子は、食材の虫除けとしても使えることをご存じでしょうか?
米びつに唐辛子を数個入れると、米に害虫がつくのを防ぐ効果があります。
ただし、一度に大量に食べると胃が荒れる原因となるので、食べ過ぎには気をつけてください。
"唐辛子"の関連情報