ルバーブに含まれている栄養と期待される効能を解説します。ルバーブはシベリア南部が原産で、日本名では食用大黄と呼ばれる多年草です。
ルバーブの国内の主な産地が長野県と北海道であることからもわかる通り、寒冷に強い性質があります。主に、茎の部分をジャムなどに使うことで知られているルバーブ。
今回は、そんなルバーブに含まれる栄養の種類とその効能について、学んでいきましょう。
目次
ルバーブの効能と栄養 一覧
ルバーブの栄養素の中で注目すべきは、カリウムです。ルバーブにはカリウムが豊富に含まれています。
ルバーブに含まれているカリウムは、体内のナトリウムの濃度を一定に保ち、余分な水分を排出する働きがあるため、むくみの解消に効能が期待できる栄養素です。
また、筋肉が正常に収縮を行うために必要な栄養のため、不足すると足がけいれんしやすくなってしまいますので、注意してください。
ルバーブには、カルシウムが含まれていることも忘れてはならないポイントです
カルシウムは、健康な骨や歯を作るためには欠かせない栄養素です。特に、成長期の子どもや老年期の方は、多めに摂取するように意識しましょう。
カルシウムの効能を上げるにはビタミンDが大きく関係しますので、ぜひ両方の栄養を一緒に摂ってくださいね。
ルバーブには食物繊維も含まれています。
ルバーブに含まれる食物繊維には、腸の掃除役として便秘の解消に大きな効能が期待できます。
また、食物繊維は水分を含むとかさを増すので満腹感の維持にも効果があり、ダイエット中の人にもおすすめです。
さらに糖やコレステロール値を抑える効能もあるので、生活習慣病の予防や改善にも役立ちますよ。
ルバーブには、美肌に大きな効能があるビタミンCも含まれています。
ビタミンCは、抗酸化力が強く、細胞の老化を防ぐので、アンチエイジングを目指している人には嬉しい栄養素です。
また、ストレスを軽減するホルモンの生成や、免疫力を強化する効能もあることも覚えておきましょう。
なお、ビタミンCは喫煙やストレスによって減ってしまうので、喫煙をする方はこまめな摂取を心がけてください。
ルバーブには、アントシアニンも多く含まれています。
アントシアニンは、視力機能の維持や向上の効能が期待できる栄養です。
また、白内障や緑内障といった眼病予防や眼精疲労の回復にも効能があるなど、目にとても良い栄養なのです。
そのほかにも、強力な抗酸化作用によるアンチエイジング効果や生活習慣病の予防にも役立つとされています。
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