名称 | ルバーブ | 分類 | タデ科カラダイオウ属 |
---|---|---|---|
旬の時期 | 5~9月ごろ | 主な産地 | 長野県、北海道など |
ルバーブの旬は5月~9月の梅雨から秋にかけてになります。
ルバーブはタデ科ダイオウ属の多年草で、生薬・漢方薬として知られる大黄(だいおう)の一種「ショクヨウダイオウ(食用大黄)」です。
葉はシュウ酸を多く含むために食べず、茎を果物と同様に砂糖で甘みを付けてジャムなどの食用にします。
シベリア原産の寒冷地向きの西洋野菜で、日本では長野県が主な産地です。
長野県では4月下旬~10月上旬頃まで収穫され、5月~10月くらいまで出回りますが、初夏の開花に向けて6月以降は茎が硬く細くなるため、一番美味しいとされる柔らかで太いものが採れる梅雨時が旬の時期だと言えます。
日本では主に寒冷地である長野県と北海道で栽培されており、海外ではやはり寒冷地であるバルト三国がルバーブの生産量世界一です。
ルバーブと同じく梅雨時の短い時期に旬を迎えるのは、杏子、梅、さくらんぼ、びわなどです。
ダイオウ属の一部植物の根茎を乾燥させた生薬、大黄(だいおう)は、便秘や血液の流れを改善する作用があり、食用とされる柄の部分にも僅かながらその成分が含まれるとされています。