カロリー
30kcal(100g)
全食品の中で
魚介類の中で
糖質
0.8g(100g)
全食品の中で
魚介類の中で
ほや(生) | 30kcal | |
塩辛 | 72kcal | |
魚介類平均 | 116kcal | |
全食品平均 | 212kcal |
ほやのカロリー(100gあたり)は30kcal。グラフはほやの生と塩辛、魚介類平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。
魚介類の平均カロリーは116kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、ほやのカロリーは魚介類の中では低く、全食品の中でも低い水準にあることが分かります。
ほや1個の重さは250~320g程ですが、廃棄率が80%になります。標準的なほや1個分の可食部の重さは約50~64gですので、1個分のカロリーは15~19kcalとなります。
また、ほやの塩辛は大さじ1杯で約17gとなりますので、大さじ1杯分のカロリーは約22kcalです。
ほやの塩辛に含まれる食塩相当量は100gで3.6gにもなるので、大さじ一杯分で0.6gほどになります。
ほやの塩辛の方がカロリーが高くなるのは、剥き身のだけでなく内臓も加えて塩漬けしているためです。
ほやは独特の香りとクセがあるので、好き嫌いがハッキリと分かれる食材です。お刺身や塩ゆで、酢の物などにして食べられます。
ほや(生) | 0.8g | |
塩辛 | 3.8g | |
魚介類平均 | 1.5g | |
全食品平均 | 18.5g |
ほやの100gあたりの糖質は0.8gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。ほやの炭水化物量は0.8g、食物繊維量は0.0gですので、差し引いた糖質量は0.8gとなります。
魚介類の100gあたりの平均糖質量は1.5g、全食品の平均は18.5gですので、ほやの糖質は他の魚介類の平均と比較してやや少なく、全食品の平均と比較しても少ないことが分かります。
ちなみに、ほや1個の重さは250~320g程ですが廃棄率は80%。そのため、ほや1個の可食部の重さは約50~64gとなりますので、1個分の糖質量は0.4~0.51g程度となります。
また、ほやの塩辛は大さじ1杯で約17gdですから、大さじ1杯分の糖質量は約0.64gです。
ほやの塩辛は剥き身と一緒に内臓も塩漬にして熟成させているので、剥き身よりも糖質量が多くなります。
上のグラフはほやと主な魚介類との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。
ほやはなまこに比べるとカロリーは高めですが、その他の魚介類と比較すると、カロリーが低いのが分かりますね。白身のあんこうやカワハギよりも低いカロリーとなります。
糖質を見てみるとほやよりも少ない物が多く、ほやの糖質は決して多くはありませんが、やや少ない範囲というのが分かるかと思います。
うには魚介類の中でもカロリーは標準の範囲ですが、糖質は多く含んでいます。
ほやを他の魚介類と比較しながら見てきましたが、カロリー、糖質ともに低水準ということが分かりました。
ほやは厚い殻(被嚢)つきのまま売られていますが、下処理が面倒な食材です。最近はむき身にしてパック売りのものもあるので、下処理に手間がかからず簡単に食べることができます。
磯の香りが大変強く、受け付けない人も多いですが、塩ゆでしたものは比較的食べやすく、慣れると癖になると言われています。
ほやは肝機能を高める効果で注目されるタウリンを含んでいます。お酒のおつまみの一品にはちょうど良いですね。