うにのカロリーと糖質をグラフを用いて分析していきます。

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うにsea-urchin

うにのカロリーと糖質

うに

カロリー

120kcal(100g)

全食品の中で

やや低い

魚介類の中で

標準的

糖質

3.3g(100g)

全食品の中で

少ない

魚介類の中で

多い

うにのカロリー

生うに 120kcal
粒うに 183kcal
練りうに 170kcal
魚介類平均 116kcal
全食品平均 212kcal

うにのカロリー(100gあたり)は120kcal。グラフは生うにとうにの加工品、魚介類平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。

魚介類の平均カロリーは116kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、うにのカロリーは魚介類の中では標準的、全食品の中ではやや低い水準にあることが分かります。

うに1個分(可食部)の重さは5gですので、1個分のカロリーは6kcalとなります。

120kcalと聞くと高いカロリーに感じますが、これはうに100gあたりのカロリー。現実的に100gも食べることは考えられませんので、1個当たりのカロリーを参考にすべきです。

うに1個では6kcalですから、たいしたカロリーではありませんね。うには意外にもタンパク質が多く含まれています。

また、粒うには塩やアルコールと一緒に瓶に詰め熟成させたもの、練りうには塩、アルコール、調味料と混ぜ練つぶされた物です。調味料のカロリーが加わるために、カロリーが高くなります。

うには棘皮(きょくひ)動物ウニ網に属するものの総称です。棘皮動物には、うにの他に、ヒトデ、なまこなどが挙げられます。うにには様々な種類がありますが、日本で食べられるほとんどが、エズバフンウニとキタムラサキウニの2種類となっています。

うにの糖質

生うに 3.3g
粒うに 15.6g
練りうに 22.4g
魚介類平均 1.5g
全食品平均 18.5g

うにの100gあたりの糖質は3.3gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。うにの炭水化物量は3.3g、食物繊維量は0.0gですので、差し引いた糖質量は3.3gとなります。

魚介類の100gあたりの平均糖質量は1.5g、全食品の平均は18.5gですので、うにの糖質は他の魚介類の平均と比較して多く、全食品の平均と比較すると少ないことが分かります。

ちなみに、うに1個(可食部)の重さは約5gとなりますので、1個分の糖質量は0.165g程度となります。

うには糖質が少ないですね。6個でやっと1g弱です。うには食物繊維を含みませんから、炭水化物量=糖質量となります。

生うにをそのまま食べる分には問題ありませんが、軍艦や丼もの、パスタになるとこれらの糖質が加わるため、合計の糖質量やカロリーが高くなります。

また、粒や練うには調味料が加わっているので、生うにに比べて4~6倍以上も糖質が多くなります。

他の魚介類とのカロリーと糖質を比較

上のグラフはうにと主な魚介類との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。

こうして他の魚介類と比較すると、うにの糖質が多いのが分かりますね。全食品中では少ない糖質も、魚介類は少ないものが多いため、うにやしじみの糖質は多い部類となります。

しじみはうによりも糖質量が多いですが、カロリーはうにの方が2倍も高くなります。

たこイカなまこはカロリー、糖質ともに低い水準です。

うに一食分であればカロリー、糖質ともに低い - ご飯と一緒は要注意

うには全食品中では低い水準ですが、魚介類の中ではカロリーは標準的、糖質は多い部類です。通常は一度に100gも食べないですから、1食分であればどちらも低い水準です。

とくにうには寿司ネタとして利用されることが多く、ご飯の糖質も加わり、合計のカロリーと糖質が高くなりがちです。軍艦1貫でおよそ45kcal前後と言われていますので、2貫で100kcal近いカロリーを摂ることになります。

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