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エビshrimp

プリプリが魅力!エビの栄養と効果5選

エビの栄養と効果

プリプリっとした食感と甘みのある味わいが魅力のエビ。

洋食、中華、和食など料理にも頻繁に利用され、「エビが大好き!」という方も多いのではないでしょうか。特に日本人は、エビが好きな人が多いようです。

また、エビを食べれば「腰が曲がるまで長生きできる」といわれ、縁起のよい食材でもあります。

今回はそんなエビの栄養と効果・効能についてご紹介します。

エビにはタウリンが豊富!血圧を正常に保つ効果

お皿に乗ったエビとガーリックチップ

エビにはタウリンという栄養が豊富に含まれています。

タウリンは、魚介類や軟体動物に豊富に含まれているアミノ酸の一種で、血中の悪玉コレステロールを抑え、善玉コレステロールを増やす作用があります。

血圧を正常に保ったり、動脈硬化を予防し、さらに肝機能強化にも効果が期待できる栄養です。

また、タウリンには目の網膜の働きを助ける効能もあり、疲れ目や目の老化対策にも有効です。タウリンを多く含む食品は、エビのほかに、イカタコカツオサザエなどがあります。

高タンパクで低脂質 - ダイエットやボディメイクにおすすめ

エビはタウリンやアルギニン、プロリンやグリシンやグルタミンなどのアミノ酸を含みますが、良質なタンパク質も多く高タンパクな食材です。

タンパク質はご存じのとおり、筋肉の主成分となります。また、筋肉以外にも、臓器や皮膚、爪、髪などカラダのあらゆる組織をつくる成分となります。

皮膚や髪、爪などの健康が保たれているのもタンパク質のおかげです。エビの身は高タンパクでありながら、脂肪の含有量が少なく、低脂質です。

ダイエットや筋トレをしている人など、脂質を多くとらずに、タンパク質だけを取りたい方にはおすすめの食材です。

なお、タンパク質には、抗体や酵素の原料となったり、ヘモグロビンの原料となる働きがあります。タンパク質が不足すると免疫力が低下したり、疲れやすいカラダになります。

エビに含まれる栄養、ビタミンEで「若返り」効果も

ボイルした大量の小エビ

エビにはビタミンEの栄養も比較的多く含まれています。えび類の中でもとくに伊勢えびと甘えびが多くなります。

強い抗酸化作用をもつビタミンEは「若返りのビタミン」とも呼ばれ、細胞が酸化するのを抑え、老化を防止する効果があります。

女性ホルモン、男性ホルモンの生成を促し、生殖機能を維持する働きや、生活習慣病の予防・改善の効果も期待できます。

また、ビタミンEには末梢血管を広げ、血行を良くする働きがあります。そのため、冷え性や肩こりの改善、高血圧や動脈硬化を予防する効能も期待できます。

眼精疲労を改善するアスタキサンチン

エビにはアスタキサンチンも多く含まれています。

アスタキサンチンは、エビの他にもやイクラに含まれる、赤色の天然色素ですこのアスタキサンチンは、眼精疲労の改善や動脈硬化の予防などが期待されている、注目の成分。

栄養が届きにくい細部にまで入り込むことができるという特徴があるため、眼の奥や脳にまでしっかりと行き届き、効果を発揮します。

なお、アスタキサンチンの栄養はエビの殻に多く含まれています。アスタキサンチンの効能を享受したい場合は、エビの殻を食べるか、小エビなどを殻ごと食べることをおすすめします。

食物繊維の一種、キチン - 解毒作用と免疫力アップも!

ハーブとスパイスで調理されたブラックタイガー

エビにはキチンと呼ばれる動物性の食物繊維も含まれています。

キチンはコレステロールや有害物質を吸着し、体外へ排出させる働きがあるので、まさに毒素を排出する「解毒」の働きをしてくれる成分。

キチンは肥満の予防や免疫力アップにも効果があります。キチンは、エビやカニの殻にのみ含まれているので、ぜひ殻ごと召し上がってください。

殻ごと食べられる小エビはキチンを効果的に摂取できるため、おすすめです。

グルコサミンも含まれる - 関節の動きを滑らかにする効能

エビにはグルコサミンというアミノ糖の一種が含まれています。近年、CMなどでも流れているので聞いたことのある栄養ではないでしょうか。

グルコサミンは、エビやカニに多く含まれており、関節の動きを滑らかにし、痛みを緩和する効能が期待できます。

グルコサミンは体内で合成される成分ですが、加齢に伴い合成する能力は低下します。そのため、年齢を重ねると、ひざや腰などの関節に痛みが生じます。

グルコサミンはこうした関節の痛みの緩和や、動きを滑らかにする作用があるのです。コラーゲンとともに、軟骨の原料となります。

日本人はエビが大好き!?

水揚げされた大量のエビと氷

豊富な栄養を含むエビですが、日本は、中国に次ぐエビの消費大国です。

エビを使う料理は数多く、気づかないところでいろいろな料理に入っていますね。フライや天ぷら、炒め物やサラダなどあらゆる料理に入っています。

また、料理以外にも出汁やエキスとしても使われることも多いので、消費量が多いということにも納得できます。

エビはメイン料理としても、食材を引き立たせる脇役としても万能で、使い勝手のいいところも愛されている秘密なんですね。

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