ナスのカロリーと糖質をグラフを交えて解説しています。

ナスのカロリーと糖質

ナスのカロリーについて

ナスのカロリー(100gあたり)は22kcal。グラフはナスと、野菜平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。

野菜の平均カロリーは36kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、ナスのカロリーは野菜の中ではやや低く、全食品の中では低い水準にあることが分かります。

ナス1個分の重さは70～90gですので、1個分のカロリーは15～20kcalとなります。

1個で20kcalくらいですので、これはなかなか低いカロリーですね。同じ野菜類ではかぶやピーマンとほぼ同じくらいのカロリーになります。

ただし、ナスは油を吸いやすい性質のため素揚げなどの調理によっては、かなり高カロリーになります。

ナスの糖質について

ナスの100gあたりの糖質は2.9gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。ナスの炭水化物量は5.1g、食物繊維量は2.2gですので、差し引いた糖質量は2.9gとなります。

野菜の100gあたりの平均糖質量は3.6g、全食品の平均は18.5gですので、ナスの糖質は他の野菜の平均と比較してやや少なく、全食品の平均と比較してもと少ないことが分かります。

ちなみに、ナス1個の重さは約15～20gとなりますので、1個分の糖質量は0.4～0.6g程度となります。

なすは糖質の少ない野菜です。三大栄養素が少なく水分が93％も占めているからです。カロリーとともに糖質の摂取量も特に心配する必要ないとい言えます。

他の野菜とのカロリーと糖質の比較

上のグラフはナスと主な野菜との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。

玉ねぎや人参は野菜の中では糖質の量が多く含まれています。ナスと比べると2倍以上の差となるでしょう。

その他の野菜とナスを比較すると、カロリー、糖質ともにさほど差はありませんね。どちらも低水準となっています。

カロリー、糖質ともに低い野菜 - 調理に気を付けるのがポイント

ナスは野菜類、全食品と比較しても、カロリーと糖質は低い水準であることが分かりました。

素揚げしたナスはトロミと甘さが絶妙でとてもおいしいですが、油をたくさん吸収するためカロリーが8倍以上も高くなると言わています。少し体型が気になってきたときは、少量の油を塗って焼くか素焼きをおすすめします。

ナスには目の疲労回復に効果的な、アントシアニンが含まれています。

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