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マスカットの栄養と効能 - クレオパトラも愛したマスカットの魅力とは?

マスカットの栄養と効能

ここではマスカットの栄養とその効能をご紹介しています。

芳醇な香りに色鮮やかなエメラルドグリーンが魅力のマスカット。その昔、絶世の美女であるクレオパトラも、マスカットを好んで食べたと伝えられています。

数あるぶどうの品種の中でも「マスカット・オブ・アレキサンドリア」は、ぶどうの女王や果物の女王とも呼ばれ、贈答用として喜ばれます。

じつはマスカットには白色から黒色と、さまざまな種類があるのをご存知ですか。

近年はシャインマスカットも有名になってきましたが、日本ではマスカットと言えば主に「マスカット・オブ・アレキサンドリア」を指しています。

今回は、そんなマスカットに含まれる栄養と、健康や美容への効能について確認していきましょう。

ブドウ糖・果糖を含む – 疲労回復の効能、集中力アップに必須の栄養

運動中の女性

マスカットの栄養には、ブドウ糖と果糖がたっぷり含まれています。

ブドウ糖は、体内吸収率が高く素早くエネルギーへと変換される栄養です。また、果糖は体内でブドウ糖に素早く変換されます。

ですから、ブドウ糖には疲労を回復する効能があり、スポーツ時のパフォーマンス維持に加え、夏バテの予防や改善にも効果があります。

ブドウ糖は熱中症対策にも重要な栄養成分です。汗とともに失われた塩分を補給する際に、ブドウ糖も一緒に摂ると塩分の吸収率が上がるのです。

また、ブドウ糖は脳の唯一のエネルギー源ですから集中力を高める効果もあります。

このように、身体に大切な働きをもたらすブドウ糖ですが、もちろん摂りすぎも良くありません。ただし、太るからと極度の糖質制限による摂らなさすぎも問題ですので、適度量を心がけましょう。

さらにマスカットには、糖質の代謝に欠かせないビタミンB1も含まれているので、ブドウ糖を素早くエネルギー変えてくれます。

マスカットのレスベラトロール – アンチエイジング、メタボ予防の効能

贅肉をつまむ画像

マスカットの果皮や種子には、レスベラトロールが含まれています。

レスベラトロールはポリフェノールの一種で、アンチエイジング効果が期待されている成分です。ぶどうのポリフェノールと言えば真っ先に浮かぶのがアントシアニンかと思いますが、マスカットにもしっかりと含まれています。

強い抗酸化作用を持ち、生活習慣病の原因となるメタボリックシンドロームを予防する効能や、食物アレルギーの抑制にも有効と期待されています。

以前は、レスベラトロールには長寿遺伝子とも言われるサーチュイン遺伝子を活性化させる働きもあるとして注目されていましたが、近年の臨床結果ではそのような効果は見られなかったとされています。

まだまだ、研究が進められている成分ですので今後の発表に期待したいところですね。

レスベラトロールは、マスカットなどの色の薄いぶどうに多く存在しますが、アントシアニンは巨峰などの赤紫色の濃い色のものに含まれています。

OPC(オリゴメリック・プロアントシアニジン) – 皮と種の抗酸化物質

クレープをカットする画像

こちらもマスカットの果皮や種子に含まれる抗酸化物質、OPC(オリゴメリック・プロアントシアニジン)も含んでいます。

OPCは、ポリフェノールの一種で抗酸化作用がとても強く、体内吸収率が95%と高いため注目されている成分です。

フランスでは、心臓病のリスク原因となる高脂肪食が多いのに対して死亡率が低い「フレンチパラドックス」のキーとなる成分と言われます。

OPCの効能や効果には動脈硬化の予防、血管の増強、がん予防などが期待されています。

また、種には同じく抗酸化作用のあるタンニンや油を含み、種から搾られた油はグレープシードオイルとして利用されています。

カリウムやペクチンの効能 – むくみや便秘に役立つ栄養

ウエストを図る姿

マスカットにはビタミンやミネラルなどの栄養も含まれていますが。その中でもカリウムや食物繊維の効能にも注目してみましょう。

カリウムは、むくみの解消に役立つことで有名なミネラルです。体内の水分量を適正に調節する作用や、過剰に摂取したナトリウムを排出する効能があります。

また、マスカットは水溶性食物繊維のペクチンも含んでいます。食物繊維は便秘の改善効果で知られていますが、便通が改善されることで、一段とむくみの解消を高められます

また、ペクチンは血糖値やコレステロール値の低下にも役立っています。食べ物の消化を遅らせて、糖質や脂質の吸収を穏かにすることができるからです。

果皮ごと食べられるマスカットには、食物線維やポリフェノールがしっかりと摂れるメリットがあるのです。

マスカットと巨峰の栄養とその他の違いとは?

巨峰とマスカットの画像

ぶどうは多くの品種があり、世界で1万種以上もあると言われていて、世界で最も多く生産されている果物です。

その中でも、日本ではマスカットや巨峰が有名ですね。色味が全く異なるので、マスカットと巨峰に含まれる栄養の違いが気になるかと思いますが、じつはほぼ同じだそうです。

ただ、実の大きさ、果汁の多さ、甘さ、果皮の色などに違いがあるので、多少の差異は見られますが、品種が違うぶどうでも栄養成分はあまり変わりはないとみていいでしょう。

皮の色によって違うのがポリフェノールです。巨峰やマスカットの赤や黒系などにはアントシアニンが、色の薄いものにはレスベラトロールが含まれています。

また、食べ方も異なりますね。巨峰の果皮は厚みがあり渋味も強いので、主に実だけを食べますが、マスカットは皮ごと食べて渋みと甘みのコントラストを感じつつ、マスカットの甘みを楽しめます。

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