フェイジョア栄養と効能をお伝えします。グアバなどのバンジロウ類の近縁種で、近年、家庭果実として育てている方が増えているのが「フェイジョア」です。
育てやすい人気のフェイジョアですが、パイナップルやイチゴ、りんごが合わさったような味で甘味と酸味のバランスが良く、美味しいだけではなく栄養や効能の面でも優れているフルーツです。
家庭菜園を行っている人以外にはあまりメジャーとは言えないフェイジョアですが、これから育ててみたいという方や美容や健康に興味のある方に、どのような栄養や効能があるのか、また食べ方についても紹介しています。
目次
フェイジョア栄養と効能 一覧
フェイジョアの栄養にはカリウムが含まれています。
フェイジョアには100gあたり172mgのカリウムが含有されています。
カリウムには体のナトリウム量を調整して、不要なナトリウムを排出してくれる効能があります。その事から高血圧の予防や改善に効果が期待できるので、近年非常に重要視されているミネラルです。
これは身体の水分バランスの調整にも繋がりるので、むくみに悩んでいる方もカリウムの摂取で改善や解消などの効果が期待できます。
フェイジョアの栄養成分には食物繊維も含有されています。
フェイジョアには100gあたり6gの食物繊維が含まれています。
食物繊維の効能と言えば腸内環境を整えて便秘などの改善に効果的。しかも食物繊維は腸内環境を整えだけではなく、ダイエット効果も非常に高いです。
不溶性食物繊維は腸を刺激して便を排出しやすくします。水溶性食物繊維は血糖値の急激な上昇を抑えてくれる効果や、水分を含くみゲル化して余分な脂肪などを吸着し、体外に排出するといった効能も期待できます。
ビタミンCもフェイジョアには含まれています。
フェイジョアは100gあたり約33mgのビタミンCが含まれていて、これはみかんとほぼ同じ数字です。
ビタミンCは化粧品などにもよく使われているように、非常に肌に良い成分です。 具体的にどのような効能があるのかですが、シミの予防や改善が期待できるというものです。
シミの原因はメラニン色素ですが、ビタミンCはメラニンの生成を抑制する働きがあります。できてしまったシミに対しても還元作用があるので薄くしたり消してくれる働きが期待できるのです。
様々な効能が期待出来るフェイジョアの食べ方ですが、収穫してすぐに食べるのではなく必ず追熟してから食べるようにしましょう。
フェイジョアは新聞紙等にくるんで室温で追熟させ、香りが出てきたら冷蔵庫に移しなるべく早く食べるようにします。食べ方はキウイ等と同様に、皮を剥いて輪切りにしたり2つに切ってそのままスプーンですくって食べても良いでしょう。
フェイジョアの主な産地であるニュージーランドではジャムにして食べたりもします。
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