カロリー
34kcal(100g)
全食品の中で
野菜の中で
糖質
5.8g(100g)
全食品の中で
野菜の中で
根深ねぎ(葉、軟白、生) | 34kcal | |
葉ねぎ葉、生 | 30kcal | |
こねぎ葉、生 | 27kcal | |
野菜平均 | 36kcal | |
全食品平均 | 212kcal |
ねぎのカロリー(100gあたり)は34kcal。グラフはねぎ類の生、野菜平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。
野菜の平均カロリーは36kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、ねぎのカロリーは野菜の中では標準的、全食品の中では低い水準にあることが分かります。
ねぎ1本分の重さは40~60gですので、1分のカロリーは14~20kcalとなります。
1本はかなりの量ですがそれでも20kcal以下ですので、一食のねぎカロリーは低いと言えますね。
一般的に「ねぎ」と言うと「根深」を指し、別名、白ねぎとも呼ばれます。土寄せした部分を白く長くしもので、関東地方で多く生産されます。
葉ねぎは別名、青ねぎとも呼ばれ、土寄せせずに栽培したもで、これを若どりしたものがこねぎで、周年で出荷が行われています。
カロリーはいずれの種類も低く、硫化アリルやビタミンCなどが豊富に含まれています。
根深ねぎ(葉、軟白、生) | 5.8g | |
葉ねぎ葉、生 | 3.3g | |
こねぎ葉、生 | 2.9g | |
野菜平均 | 3.6g | |
全食品平均 | 18.5g |
ねぎの100gあたりの糖質は5.8gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。ねぎの炭水化物量は8.3g、食物繊維量は2.5gですので、差し引いた糖質量は5.8gとなります。
野菜の100gあたりの平均糖質量は3.6g、全食品の平均は18.5gですので、ねぎの糖質は他の野菜の平均と比較して多い、全食品の平均と比較しても少ないことが分かります。
ちなみに、ねぎ1本の重さは約40~60gとなりますので、1本分の糖質量は2.32~3.48g程度となります。
根深の糖質量が高いのは、白い部分に糖質が多く含まれるためです。そのため、葉が多いほど糖質が少なくカロリーも低くなります。また白い部分には血液をサラサラにする効果のある、硫化アリルが多く含まれています。
ねぎ
玉ねぎ
ニラ
ユリ根
行者にんにく
らっきょう
上のグラフはねぎと主な野菜との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。
上の食品はすべて同じユリ科の食品で、同じ仲間でもカロリーや糖質の量が異なりますね。
ねぎ、玉ねぎ、行者にんにく、ニラのカロリーと糖質は、ほぼ同じくらいですね。ユリ根とらっきょうのカロリーにはあまり差はありませんが、糖質の量はユリ根が2.6倍も多く含んでいます。ほくほくしておいしいですが食べ過ぎに注意です。
ユリ根以外は匂いがきつかったり、辛みがあるので水にさらすことが多いですが、あまり長い時間さらすとビタミンやミネラルなどが流れ出てしまうので、さっと短時間で済ましましょう。
ねぎは野菜類の中では糖質の量は多いですが、あくまでも100g中の量です。薬味やお味噌汁、鍋の具として食べるなら一食当たり5~20g程度で済むでしょう。そのため摂取するカロリーや糖質は低いと言えます。
また、カロリーも野菜類の中では標準ですから、カロリーや糖質の摂取を心配する必要はないと思います。
ねぎには血液をサラサラにしたり、疲労回復効果のある硫化アリルが含まれています。カロリーや糖質は気にせずに、薬味に利用して食べる機会を増やしましょう。