いよかんに含まれている栄養についてご紹介します。みずみずしく、甘酸っぱさのバランスが良さが人気のいよかん。
日本で生産されている柑橘類で、みかんの次に生産量が多いのが、いよかんです
そのまま食べるだけでなく、サラダに入れたり、スムージーにして摂り入れる方も多いようです。
今回、いよかんに多く含まれる栄養素と効能について調べてみました。
目次
いよかんの栄養と効能 一覧
近年注目されている栄養、シネフィリンはいよかんにも含まれます。
シネフィリンは、ダイエットの強い味方で、脂肪燃焼を促進させ、体脂肪を素早く減らす効果があります。
さらに、筋肉の増加や食欲を抑える効果も確認され、ダイエットをしている方にはピッタリの果物です。
また、シネフィリンには気管支を拡張する効能があり、喉の風邪に効果が期待できます。
抗酸化作用の強いビタミンCも、いよかんは含みます。
ビタミンCは、ウィルス感染や風邪などの予防に最適な栄養です。
さらに、強い抗酸化作用によって体内の活性酸素を抑制する効能があり、シミの防止・改善やお肌のアンチエイジングにも最適な栄養です。
寒い季節には免疫力アップで風邪対策、そして同時に美肌効果も期待できます。
いよかんはクエン酸も含みます。
柑橘系に多く含まれる酸味成分のクエン酸には、疲労回復や血液をきれいにしてくれる効能があります。
運動後の筋肉痛や疲労回復にも最適だと注目されている成分です。
ただし、クエン酸の効果はそれほど長くは続かないため、ビタミンCと同様、こまめに摂取することも大切です。
いよかんの皮には、リモネンが含まれいます。
リモネンは、血行を良くして体内の代謝や消化活動を活発にする働きがある栄養です。
いよかんを含め、リモネンの精油効果(柑橘系アロマ)にはダイエットの効能があります。
また、リラックスと覚醒の効果を両方持ち合わせているため、心を穏やかにしたり頭をすっきりさせたりする働きもあります。
いよかんの薄皮には、食物繊維のペクチンという栄養が多く含まれています。
ペクチンにはコレステロール値や血糖値の上昇を抑える効能があります。
また、腸内環境を整える作用もあり、便秘や下痢にも効果的です。
お腹の調子が悪い時は、適度にいよかんを食べると便秘が解消しやすくなります
いよかんは、昔から「愛媛のいよかん、いい予感」というキャッチフレーズでPRされてきました。
そのため、近年では「いい予感」という言葉にあやかって、合格祈願の果物としても好まれているようです。
いよかんのおいしい季節がちょうど受験のシーズンに重なり、栄養も豊富で風邪の予防にもピッタリという点でも、がんばる受験生の強い味方ですね。
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