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マンゴスチンmangosteen

果物の女王マンゴスチン - その意外な効能と栄養とは?

マンゴスチンの効能と栄養

マンゴスチンの効能と栄養ついてご紹介。「果実の女王」と呼ばれる、マンゴスチン。

マンゴスチンは、タイなどの東南アジアで栽培される南国フルーツです。

マンゴスチンの果実はライチにも似ていて、上品な香りと特有の甘み、酸味、ジューシーさもあり、日本でも女性を中心に人気があります。

マンゴスチンは、マンゴーやチェリモヤと並ぶ「世界三大美果」とされており、「果実の女王」とも呼ばれています。

今回はそんなマンゴスチンについて、美容や健康に関わる効能とその働きを発揮する栄養や成分をお伝えしていきます。

マンゴスチンの栄養をグラフで確認!

マンゴスチンに含まれている主な栄養のレーダーチャート

マンゴスチンに含まれている主な栄養素のレーダーチャート

マンゴスチンに含まれる主な栄養素15種をグラフで紹介しています。

マンゴスチは水分が80%も占める果物。最も多く含まれる栄養が炭水化物です。ビタミン類の中ではビタミンB1が比較的多め、ミネラルではマンガンが含まれています。

カリウムや葉酸も控えめで、その他にもビタミンCなどの栄養も含まれていますが、含有量は全体的に少ないと言えます。

またマンゴスチンの果皮には機能性成分のキトサンやアントシアニンなどが含まれています。下記ではマンゴスチンの効能と栄養ついてご紹介していきます。

疲労回復に素早くエネルギー源に – 三大栄養素の一つ炭水化物

テーブルにのせた数個のマンゴスチン

マンゴスチンの栄養も最も多く含まれるのが炭水化物。マンゴスチンに約17.5%ほど含まれています。

炭水化物は「糖質」と「食物繊維」が合わさったもの。食物繊維の量を引くとマンゴスチンには栄養源となる糖質が16.1gも含まれています。

糖質の効能は脳の唯一のエネルギー源として知られていますが、神経系のエネルギー源でもあります。消化や吸収が早いため脂質よりも早くエネルギー源になるのが特徴です。

また、グリコーゲンとして肝臓や筋肉にエネルギーを溜めておく効能や、アミノ酸を作る材料にもなります。

ただし、糖質の摂りすぎは体内で脂肪となり、肥満の原因にもなります。

糖質を効率よくエネルギーに変換! – ビタミンB1の効能

果皮を割ったマンゴスチン8個

マンゴスチンの栄養にはビタミンB1も含まれています。三大栄養素の代謝を促し、エネルギーにる働きがあります

ビタミンB1の主な効能は炭水化物の代謝を促すこと。炭水化物が豊富なマンゴスチンにはピッタリの栄養です。糖質をエネルギーとして利用するにはビタミンB1の働きが重要です。

またその他の効能では、脳や神経機能の維持、精神を安定させイライラの解消、消化液の分泌などもあります。

その他、三大栄養素の代謝を促す効能があるビタミンB2、パントテン酸なども少ないながらも含みます。

マンゴスチンには糖質やその代謝を促すビタミンB群を含むため、疲労回復、皮膚や粘膜の健康を維持する効能が期待できます。

ストレスの解消に役立つ – ビタミンCの働きと効能

割ったマンゴスチンを手で持つ

マンゴスチンには、ストレス対策には欠かせないビタミンCも含まれています。

ビタミンCは、抗ストレスホルモンの作用のある副腎皮質ホルモンの合成を促す効能がありストレスによる抵抗力を強化します。ストレスだけなく喫煙によってもビタミンCは消費されていくので、現代人には欠かせない栄養です。

その他、ビタミンCは体内の細胞同士を結ぶコラーゲンをつくるのに不可欠で、肌のハリを保ちシミやしわなどを防ぐ美白や美肌の効能もあります。また、抗酸化作用で活性酸素からカラダを守るなど、健康を維持する上でとても大切な栄養です。

ビタミンCは人の体内では合成できない栄養なので、しっかりと摂るように心掛けましょう。

免疫力を高めてガンや老化防止 – キサントンを含む

小皿に入ったパウダー5種

マンゴスチンはキサントンを豊富に含みますが、果皮に多く存在します。

ポリフェノールの一種であるキサントンは、非常に高い抗酸化作用があり、ウィルスや細菌などからカラダを守り、免疫力を高める効果があります。

また、肌の衰えや老化の原因、様々な病気の原因となる活性酸素を除去し、ガン予防やアンチエイジングなどの効能を発揮します。

脂質やコレステロールを体外に排出する効能もあるため、悪玉コレステロールの低下、肥満や生活習慣病の予防します。

疲れ目の予防・改善 – ポリフェノールの一種アントシアニン

木になる1個のマンゴスチン

マンゴスチンの果皮にはアントシアニンも豊富 に含まれています。

眼精疲労の回復や予防、視力の向上といった、特に目の機能を高める効能がある栄養です。キサントンと同様、アントシアニンもポリフェノールの一種で抗酸化作用が有ります。

また、内臓脂肪の蓄積を予防する効能もあるとして、メタボリックシンドロームを防ぐと期待されています。体脂肪を燃焼する効能もあり、肥満を予防する働きも期待できます。

パソコンやスマホなどで目を酷使しがちな方は、積極的にアントシアニンを摂り入れるようにしましょう。

エネルギー 水分 タンパク質 脂質 炭水化物 食物繊維 ナトリウム
67kcal 81.5g 0.6g 0.2g 17.5g 1.4g 1mg
カリウム カルシウム マグネシウム リン 亜鉛
100mg 6mg 18mg 12mg 0.1mg 0.2mg 0.07mg
マンガン ビタミンA ビタミンD ビタミンE ビタミンK ビタミンB1 ビタミンB2
0.35mg 0μg 0μg 0.6mg 0μg 0.11mg 0.03mg
ナイアシン ビタミンB6 ビタミンB12 葉酸 パントテン酸 ビオチン ビタミンC
0.5mg 0.04mg 0μg 20μg 0.33mg 0.6μg 3mg

マンゴスチン(生)の100gあたりの成分表(Tr:微量、-:未測定「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」より)マンゴスチンの果皮はお茶にして飲もう

生のマンゴスチンとジュース

マンゴスチンの果皮にはキトサンやアントシアニンなどの機能性成分がたっぷりと含まれています。

果肉と違って硬く食べられませんが、果皮を乾燥させてお茶にすれば、栄養をしっかりと摂ることができます。

多くが冷凍食品として出回っていますが2004年に生のマンゴスチンが解禁されているので、大手スーパーでは販売されています。また、マンゴスチンの果皮のお茶はネット販売もされています。

マンゴスチンにはタンパク質を分解するプロテアーゼが含まれているので、お肉料理とわせて摂ると消化を促して胃腸の負担を助けてくれます。

引用および参考:「日本食品標準成分表2015年版(七訂)

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