マキベリーの効果と効能をお伝えします。マキベリーは、アサイーやチアシードに代わるスーパーフードとして新たに注目を集めているフルーツです。
マキベリーの見た目はブルーベリーに似ていますが、南米チリ・アルゼンチンなどに広がるパタゴニア地方で採れるベリー系のフルーツです。
毎日の食生活に取り入れるだけで健康や美容維持に効果があるという“スーパーフード”は、近年、女性を中心に人気急上昇のホットワードになっています。
サプリやパウダー状に加工されているので、ヨーグルトや牛乳に加えるだけで簡単に摂れるうえに、デザートの材料にも使えるので食べ方もさまざまです。
今回は、マキベリーの効果や効能について詳しくご紹介します。
目次
マキベリーの効果や効能 一覧
マキベリーの効果や効能は、目の疲れや視力の改善に有効と期待されています。
目の疲れは目の周りの血行不良や筋肉が凝り固まった状態です。現代ではパソコンやスマホの使用でなにかと目を酷使しているため、老若男女問わず疲れ目の問題を抱えています。
マキベリーはアントシアニンと呼ばれるポリフェノールが豊富です。アントシアニンはブルーベリーやアサイーなどにも多く含まれる成分。目の周辺の血行を促がして筋肉をほぐす効果や効能があります。
また、アントシアニンの効能には、目の網膜内にある「ロドプシン」と呼ばれるタンパク質の再合成をサポートにも関わります。
ロドプシンは光や色を見るためには重要な成分ですが、目が疲れてくるとロドプシンを再合成するペースが遅くなってきます。その結果、目のかすみやピントが合わないなどの症状が現れます。
このように、アントシアニンは疲れ目の改善に有効なほか、目の疲労による視力の改善にも働きます。
最も重要なのは目を休めることですが、体の内側からも目の疲れに対処していくのが効果的です。それにはマキベリーのようにアントシアニンを含む食品をしっかりと摂るのが有効です。
マキベリーで見逃せないのは、何といってもアントシアニンアなどのポリフェノール類の含有量の高さ。その量はアサイーのおよそ5倍と言われています。
紫外線、加齢、ストレスなどで発生する活性酵素に打ち勝つには、細胞の修復を助け、再生を促す抗酸化作用が不可欠です。
ポリフェノールは強い抗酸化作用を持つため、含有量が多いマキベリーを摂取することで、アンチエイジング効果などの効能が一段と高く期待できます。
また、抗酸化作用は肌トラブルにも効果があります。シミやシワなどの予防にも働き、老け顔を防いで若々しく見せてくれます。
マキベリーには、鉄分も含まれています。この量はプルーンのおよそ10倍とも言われています。
貧血防止に効果がある鉄分は、酵素を全身に行き渡らせる大切な栄養素。疲労感やだるさといった症状を防ぐのにも、必要不可欠な成分です。
また、活性酸素は疲労の原因でもあります。活性酸素が体内で増えるとエネルギーの生産性が悪くなり、疲れを感じるようになります。抗酸化作用はこの活性酸素を押さえる効能があるので、疲労の回復効果が注目されています。
鉄分は生理や妊娠・出産などがある女性には特に必要です。パウダー状に加工されたマキベリーは手軽に摂りやすく、鉄分不足を補うのにおすすめです。
マキベリーはビタミン類が豊富で、中でもビタミンA、C、Eなどを多く含み、これらには抗酸化作用があります。
ビタミンACE(エース)は、粘膜や皮膚を守り、シミやしわを防ぐ、血流を促すなど美肌や美容に効果効能のあるビタミンです。
体のさまざまな酵素の働きを助けるために必要なビタミンですが、上手に組み合わせることで、お互いの効果を高め合う働きをします。
この他、骨の健康に欠かせないマグネシウムやカルシウムなどのミネラル類も含まれています。多種のビタミンやミネラルが一度に摂れるマキベリーは、健康維持にも最適でしょう。
カリウムが豊富なこともマキベリーの魅力のひとつです。
カリウムは、体内の余分な水分を排出する効能があり、むくみ解消に効果を発揮します。顔のむくみや脚のむくみによる下半身太りに悩む方には、マキベリーはとっておきのスーパーフードです。
食物繊維もマキベリーには含まれているので、便秘の解消にも効果的。お通じが良くなることでむくみの改善により優れ、美肌の維持にもつながります。
さらに、カリウムには筋肉や神経の動きを調節する機能もあります。不足すると足がつりやすくなることもあるので注意しましょう。
また、筋肉の収縮や弛緩にはカルシウムも関わっています。マグネシウムの効能には体内のカルシウム濃度を調整する作用があるので、狭心症、不整脈といった心疾患、高血圧の予防にも効果があります。
マキベリーはスムージーの材料にも適してます。いろいろな野菜や果物を材料とするムージーは、多くの栄養が一度に摂れ様々な効果や効能も得られます。
実は、マキベリーの栄養を効率的に摂るには、摂取する最適な時間帯があります
マキベリーに含まれるポリフェノールは、活動するほど使われ少なくなるので、カラダの活動がピークを迎える午後3時頃がオススメだそうです。
ただ、仕事をしていてはこの時間帯に摂るのはなかなか難しいものです。ポリフェノールは長時間、体内に留まってはいないので効果や効能も持続しません。無理な場合はマキベリーを毎日継続して摂るようにしましょう。
マキベリーはパウダーに加工され輸入されています。ヨーグルトやスムージーに混ぜて、おやつ代わりに食べるのはいかがでしょうか?
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