カロリー
227kcal(100g)
全食品の中で
調味料、香辛料類の中で
糖質
18.6g(100g)
全食品の中で
調味料、香辛料類の中で
酒粕 | 227kcal | |
調味料、香辛料類平均 | 286kcal | |
全食品平均 | 212kcal |
酒粕のカロリー(100gあたり)は227kcal。グラフは酒粕、調味料、香辛料類平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。
調味料、香辛料類の平均カロリーは286kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、酒粕のカロリーは調味料、香辛料類の中ではやや低く、全食品の中では標準的水準にあることが分かります。
レシピにもよりますが、甘酒や粕汁に使用する1人前の酒粕の量は、およそ30g前後です。そのため酒粕1人前の重さは25~30gですので、1人前分のカロリーは57~68kcalとなります。
酒粕自体のカロリーはそう高くはありませんが、そのまま食べることはなく、甘酒や粕汁などにして食すので、食べ方によって摂取カロリーが異なります。
酒粕を使った甘酒は砂糖を加え、粕汁は他の具材のカロリーがプラスされるので、合計のカロリーはさらに高くなります。
日本酒を作る過程でできる搾りカスが酒粕です。栄養豊富なため捨てずに利用されています。
酒粕(酒粕) | 18.6g | |
調味料、香辛料類平均 | 36.5g | |
全食品平均 | 18.5g |
酒粕の100gあたりの糖質は18.6gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。酒粕の炭水化物量は23.8g、食物繊維量は5.2gですので、差し引いた糖質量は18.6gとなります。
調味料、香辛料類の100gあたりの平均糖質量は36.5g、全食品の平均は18.5gですので、酒粕の糖質は他の調味料、香辛料類の平均と比較してやや少ない、全食品の平均と比較しても標準的ことが分かります。
ちなみに、酒粕1人前の重さは約25~30gとなりますので、1人前分の糖質量は4.65~5.58g程度となります。
酒粕一人前の糖質量は中サイズのトマト1個分(150g)ほどに当たります。酒粕は他の食材と合わせて摂るものなので、糖質の量も料理によって異なります。
とくに砂糖やはちみつを加える甘酒は高糖質の飲み物になるので、気をつけましょう。
酒粕
酢
みりん
味噌
わさび
マヨネーズ
上のグラフは酒粕と主な調味料、香辛料類との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。
同じくアルコールを含むみりんと比較すると、酒粕の方がカロリーも糖質も低いのが分かります。とくに糖質にいたっては2.3倍もの差があります。
また、味噌とはカロリーが30kcalほどの差はありますが、糖質はほぼ同じくらいの量が含まれています。
意外なのはわさびですね。カロリーも糖質も酒粕以上ですが、一食の量はそう多くはないので、酒粕よりも摂取するカロリーと糖質は低いと言えるでしょう。
酒粕のカロリーと糖質は全食品中標準の範囲、調味料類では低い水準ということが分かりました。
酒粕はアルコールを含むので、お子さんや妊婦さんは気になるところでしょう。沸騰させればアルコールは飛びますが、残るとも言われていますので、気になる場合は控えた方が良さそうですね。
発酵食品でもあり、栄養豊富でタンパク質やビタミンB群、アミノ酸を含みます。肌荒れの予防や改善の効能があり美白や美肌など美容効果が期待され、食品だけでなく酒粕を利用した化粧品や、手作りのパックなどにも利用されています。