カロリー
375kcal(100g)
全食品の中で
調味料、香辛料類の中で
糖質
69.6g(100g)
全食品の中で
調味料、香辛料類の中で
山椒(粉) | 375kcal | |
調味料、香辛料類平均 | 286kcal | |
全食品平均 | 212kcal |
山椒のカロリー(100gあたり)は375kcal。グラフは山椒と、調味料、香辛料類平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。
調味料、香辛料類の平均カロリーは286kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、山椒のカロリーは調味料、香辛料類の中ではやや高く、全食品の中では高い水準にあることが分かります。
山椒小さじ1杯分の重さは2gですので、1個分のカロリーは7.5kcalとなります。
100g378kcalは高カロリーですが、これは山椒100gあたりのカロリーです。実際には一度の食事で100gも食べる人はいないでしょうから、実際の摂取カロリーはとても低いと言えるでしょう。
山椒とはミカン科サンショウ属の常緑低木で、私たちがよく食べる粉タイプは、完熟した山椒の果皮を粉末状にしたものです。うなぎのかば焼きや七味唐辛子の材料として使われています。
山椒(粉) | 69.6g | |
調味料、香辛料類平均 | 36.5g | |
全食品平均 | 18.5g |
山椒の100gあたりの糖質は69.6gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。山椒の炭水化物量は69.6g、食物繊維量は0.0gですので、差し引いた糖質量は69.6gとなります。
調味料、香辛料類の100gあたりの平均糖質量は36.5g、全食品の平均は18.5gですので、山椒の糖質は他の調味料、香辛料類の平均と比較して多く、全食品の平均と比較してもかなり多いことが分かります。
ちなみに、山椒小さじ1杯分の重さは約2gとなりますので、小さじ1杯分の糖質量は1.39g程度となります。
カロリー同様に糖質も高い水準です。ですが、一食に使う山椒の量は香る程度です。山椒で糖質の摂取は心配ないでしょう。
ただし山椒はつくだ煮にも利用されます。この場合はみりんや砂糖などの糖質の多い調味料を用いるので、摂取量が変わってきます。
上のグラフは山椒と主な食品との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。
山椒を他の食品と比較すると100gあたりのカロリー、糖質が高めなのが分かるかと思います。
そして、シナモンとほぼ同じくらいのカロリー、糖質量ですが、ごまはさらにカロリーが高くなります。ですが、山椒を含めシナモンやごまは通常の料理では一度に利用する量は少量で済むでしょう。
うなぎは素焼きであれば糖質が少ないですが、蒲焼きにするとタレやご飯にたっぷりの糖質を含むため、注意が必要です。
山椒は100gで見るとカロリー、糖質が高くなりますが、主に香りづけに利用されるので、実際の摂取量は少量で済みます。そのため、カロリーも糖質も低い水準と言えます。
うなぎの蒲焼には山椒が必ず付いてきますが、これには泥臭さを消したり、うなぎの脂っこさからくる胃もたれを防ぐ効果があります。
ただ、刺激が強いので、食べ過ぎはかえって胃腸の具合を悪くするので気をつけましょう。