カロリー
23kcal(100g)
全食品の中で
野菜の中で
糖質
0.0g(100g)
全食品の中で
野菜の中で
ザーサイ(漬物) | 23kcal | |
野菜平均 | 36kcal | |
全食品平均 | 212kcal |
ザーサイのカロリー(100gあたり)は23kcal。グラフはザーサイと、野菜平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。
野菜の平均カロリーは36kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、ザーサイのカロリーは野菜の中ではやや低く、全食品の中では低い水準にあることが分かります。
ザーサイ1食分の重さは10~15gですので、1食分のカロリーは2.3~3.5となります。
ザーサイは青菜頭(チンサイトウ)と呼ばれる野菜の茎を、塩漬後に塩抜きしスパイス類に漬けた漬物(発酵食品)です。チャーハンの具やスープ、炒めものなどに利用されます。
カロリーの摂りすぎは心配ないでしょう。気になるのは塩分量だと思います。お酒のおつまみにちょうど良い塩気があり、食塩相当量は「ザーサイ10g中:0.7g」を含んでいます。
※「WHO世界保険機関の1日の塩分量の目標値:5g未満」
ザーサイ(漬物) | 0.0g | |
野菜平均 | 3.6g | |
全食品平均 | 18.5g |
ザーサイの100gあたりの糖質は0.0gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。ザーサイの炭水化物量は4.6g、食物繊維量は4.6gですので、差し引いた糖質量は0.0gとなります。
ちなみに、野菜の100gあたりの平均糖質量は3.6g、全食品の平均は18.5gです。ザーサイの糖質は0.0gと含まないので、いかにザーサイが優秀なのかが分かります。
ザーサイは糖質がないので炭水化物はすべて食物繊維です。一食分10~15gで獲れる食物繊維量は「不溶性:0.37~0.55g」、「水溶性:0.09~0.13g」となります。
上のグラフはザーサイと主な野菜との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。
糖質だけを見てみると、ザーサイと同じように糖質を含まないのがクレソンです。次に少ないのがブロッコリーの0.8gです。
また、ケールや水菜の糖質が多く感じられますが、これらは野菜類の中でも糖質がやや少ない値です。
クレソンはカロリーも低いですね。そして意外ですがザーサイと水菜は同じカロリー量となります。ブロッコリーと葉の花のカロリーは高いように思えますが、野菜の中では標準です。
ザーサイは糖質を含まずカロリーが低い食品です。食物繊維が多いうえに発酵食品のため、糖質の制限やダイエット中でもおおすすめと言えるでしょう。
歯ごたえがあるので、糖質が多いチャーハンやパスタなどに加えると食べごたえがあり、満足感を得られます。
ザーサイは余分なナトリウムを排出するカリウムを含みますが、塩抜き後もナトリウム(塩分)が多く含まれます。カロリーが低いからといって食べ過ぎないよう注意しましょう。