リンゴ酢の効果と効能についてお伝えしていきます。
「酢」は体に良いと言われていますが、飲みにくく苦手な人も多いのではないでしょうか?
しかし、リンゴ酢はフルーティーな味わい。種類が豊富な酢の中でも飲みやすく、酢が苦手な人でも「リンゴ酢なら大丈夫」という人も少なくありません。
それぞれが美容や健康に効果がある「リンゴ」と「酢」。この2つが一緒になった「リンゴ酢」には、どのような効能が期待されるのでしょうか?
そこで、リンゴ酢を摂ることで得られる効果や飲み方、注意点などもあわせて紹介していきます。
目次
リンゴ酢の効果と効能 一覧
リンゴ酢には利尿作用のあるカリウムが豊富に含まれています。
カリウムは過剰に摂取した塩分を体外へ排出する作用があり、むくみの解消につながります。
カリウムの持つ細胞の浸透圧を調整する働きが、血行不良などで水分が多くなった体内から水分を排出してくれます。さらに血圧を正常に保つ働きも持っています。
また、酢には血流を良くするクエン酸などの有機酸が含まれていますが、それらの成分により血行が促進されむくみの解消に効果が期待されます。
ダイエット中はむくみも大敵ですから、リンゴ酢を摂ることでダイエットのサポートになるでしょう。
ダイエット効果をアップさせる作用もリンゴ酢にはあります。
リンゴ酢には食後の急な血糖値の上昇を抑える効能があるため、インスリンの分泌も抑えることができます。
インスリンは「肥満ホルモン」とも呼ばれます。血糖値を下げようと血中から糖を取り出そうと働きますが、取り出された糖は脂肪へと変わり体に蓄積していきます。
インスリンが多く分泌されるほど太りやすく、ダイエットへの道が遠のくのです。
早食いをしたり、糖質を多く含む食品を摂りがちな方は、食事中や食後にリンゴ酢を飲むようにしましょう。
リンゴ酢に含まれる有機酸の中には、疲労回復の効果があるリンゴ酸やクエン酸が含まれています。
これらの成分は、疲労した筋肉に蓄積する乳酸の代謝をサポートします。また、疲労回復だけでなく筋肉痛を和らげる効能も期待できます。
ビタミンB1を含むうなぎや豚肉などの食品と一緒に摂取すると、疲労回復の効果がより高まります。
リンゴ酢には水溶性の食物繊維のひとつであるペクチンが含まれます。
ペクチンは腸内に溜まった老廃物を排出させる働きがあり、善玉コレステロールやビフィズス菌の栄養になります。腸内環境を整えるので便秘の解消だけでなく、下痢にも効き目があります。
さらにペクチンは血糖値の急激な上昇を抑える効能もある成分です。糖尿病の予防にも有効で、特に2型糖尿病に対して有効とされています。
また、リンゴ酢が持つ便秘の解消やデトックス効果、むくみの改善といった作用は、美肌の維持にもつながるため、肌荒れの予防や改善にも効果的です。
リンゴ酢の飲みすぎは胃腸を痛めることもあります。市販のものは希釈して飲むタイプもありますので、商品の説明にしたがって飲みましょう。
飲むタイミングが決められているわけではありませんが、酸による刺激で胃腸があれる心配があります。空腹時や食前は避けるようにしましょう。
また、飲むだけでなくリンゴ酢をドレッシングに利用し、食事で摂るのも良いですね。
歯のエナメル質を溶かすこともあるので、飲んだらうがいや歯磨きをすることも大事です。
リンゴ酢には、ダイエットや美肌につながる女性に嬉しい効果や効能がたくさんつまっています。リンゴ酢はお酢よりも飲みやすいですから、積極的に摂って美しく健康な毎日を過ごしてみませんか?
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