カロリー
60kcal(100g)
全食品の中で
果物の中で
糖質
14.0g(100g)
全食品の中で
果物の中で
さくらんぼ(国産、生) | 60kcal | |
米国産、生 | 66kcal | |
缶詰 | 74kcal | |
果物平均 | 61kcal | |
全食品平均 | 212kcal |
さくらんぼのカロリー(100gあたり)は60kcal。グラフは国産のさくらんぼと米国産のアメリカンチェリーの生、缶詰、果物平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。
果物の平均カロリーは61kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、さくらんぼのカロリーは果物の中では標準的、全食品の中では低い水準にあることが分かります。
さくらんぼ1個分の重さは7~8gですので、1個分のカロリーは4~5kcalとなります。
ちなみに、米国産のさくらんぼ(アメリカンチェリー)1個分の重さは9~11g、1個分のカロリーは6~7kcalです。
さくらんぼ10個を食べても40~50kcalですから、これはかなり低いカロリーですね。さくらんぼは国産と米国産で若干のカロリー差がありますが、1個当たりに換算するとほとんど変わりません。10個ほどで6~8kcakほどの差です。
缶詰は液汁を除いたカロリーとなります。缶詰は糖質が多い分、カロリーはやや高めです。
さくらんぼ(国産、生) | 14.0g | |
米国産、生 | 15.7g | |
缶詰 | 16.6g | |
果物平均 | 13.5g | |
全食品平均 | 18.5g |
さくらんぼの100gあたりの糖質は14.0gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。さくらんぼの炭水化物量は15.2g、食物繊維量は1.2gですので、差し引いた糖質量は14.0gとなります。
果物の100gあたりの平均糖質量は13.5g、全食品の平均は18.5gですので、さくらんぼの糖質は他の果物の平均と比較して標準的、全食品の平均と比較してもやや少ないことが分かります。
ちなみに、さくらんぼ1個の重さは約7~8gとなりますので、1個分の糖質量は0.98~1.12g程度となります。
ちなみに、米国産のさくらんぼ(アメリカンチェリー)1個分の重さは9~11g、1個分の糖質は1.4~1.7g です。
さくらんぼは米国産の方が水分が少なく、糖質が多く含まれています。糖質の60%以上が果糖で占め、次に多いのがブドウ糖です。
缶詰はシロップに漬けてあるので、生のさくらんぼに比べて糖質が多くなります。さらにケーキなどのスイーツに使用する機会が多く、摂取カロリーや糖質が高くなりやすいです。
上のグラフはさくらんぼと主な果物との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。
さくらんぼといちじく、柿のカロリーや糖質の量はほぼ同程度。さくらんぼと比較してカロリーや糖質1/2程度と低いのがいちごです。
また、みかんや梨のカロリーや糖質はどちらもほぼ同じくらいで、さくらんぼよりも少し少なめです。
果物には加糖やブドウ糖が多く含まれています。糖質が多いものでも、大きめの果物は半分にするなど、食べ方を工夫して過剰に摂取を避けらましょう。
さくらんぼはカロリー、糖質ともに果物類の中では標準の範囲に位置しています。
さくらんぼ10個でカロリーは50kcal、糖質は11gほどですが、他の果物と比べてサイズが小さいため、つい数を食べてしまいがちな果物です。あらかじめ食べる量をしっかりと決めてから食べるようにしましょう。
国産のさくらんぼには、佐藤錦や実が黄色の月山錦、果肉がしっかりとしていて赤みが強い紅さやかなどの種類があります。