カロリー
77kcal(100g)
全食品の中で
魚介類の中で
糖質
0.1g(100g)
全食品の中で
魚介類の中で
たら(まだら、生) | 77kcal | |
まだら、焼き | 109kcal | |
すけとうだら、生 | 76kcal | |
すけとうだら、すり身 | 98kcal | |
たらこ、生 | 140kcal | |
たらこ、焼き | 170kcal | |
魚介類平均 | 116kcal | |
全食品平均 | 212kcal |
たらのカロリー(100gあたり)は77kcal。グラフはまだらとすけそうだらの生と焼きやすり身、たらこの生と焼き、魚介類平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。
魚介類の平均カロリーは116kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、たらのカロリーは魚介類の中ではやや低く、全食品の中でも低い水準にあることが分かります。
たらは切り身で出回ることが多く、たら1切れ分の重さは約80~100gですので、1切れ分のカロリーは62~77kcalとなります。
通常、たらは1切れで1食分ですので、61~77kcalは低いカロリーですね。
たらはタラ科の魚の総称で、様々な種類があります。一般的に日本で「たら」として認識されているのは「まだら」です。「すけとうだら」はすけそう、すけそうだらとも呼ばれ、まだらよりも小さく、体が細長いのが特徴的です。
まだらとすけとうだらのカロリーは、さほど変わりありません。
ちなみに、たらこはすけとうだらの卵を塩漬けにしたものです。たらこは脂質が多く含まれているため、カロリーも高くなっています。
たら(まだら、生) | 0.1g | |
まだら、焼き | 0.2g | |
すけとうだら、生 | 0.0g | |
すけとうだら、すり身 | 6.6g | |
たらこ、生 | 0.4g | |
たらこ、焼き | 0.5g | |
魚介類平均 | 1.5g | |
全食品平均 | 18.5g |
たらの100gあたりの糖質は0.1gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。たらの炭水化物量は0.1g、食物繊維量は0.0gですので、差し引いた糖質量は0.1gとなります。
魚介類の100gあたりの平均糖質量は1.5g、全食品の平均は18.5gですので、たらの糖質は他の魚介類の平均と比較して少なく、全食品の平均と比較しても少ないことが分かります。
ちなみに、たら1切れの重さは約約80~100gとなりますので、1切れ分の糖質量は0.08~0.1g程度となります。
一食分で0.1gとはかなり少ない糖質量です。まだらも少ないですが、すけそうだらには糖質が含まれていません。
たらこはカロリーは高いですが糖質量は少なくなります。また、塩漬をした魚卵なので塩分が多く、たらこ(生)100g中には4.6gの塩分が含まれています。
上のグラフはたらと主な魚介類との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。
こうして他の魚介類と比較すると、たらのカロリー、糖質がいかに低いのかが分かるかと思います。特にすけそうだらは糖質を含みませんからおすすめですね。
さわら、鮭、カレイの糖質はたらと同じ量でも、カロリーは1.2~2.2倍も高くなります。
魚介類のカロリーはぞれぞれですが、比較的糖質は少ないものが多くなります。ぶりや鯖もカロリーは高いですが、糖質量は低水準です。
たらを見てきましたが、カロリー、糖質ともに低水準の範囲でした。たらは水分が多く脂質も少ないので、ダイエット向きの低カロリーな食材です。
体重管理をしているときは食事の量を制限しがちですが、たらに野菜をたっぷりと加えた鍋や汁物などがおすすめです。また、ホイル焼きもオイルを使わずに作れるので、カロリーを抑えることができます。
たらには貧血予防に働くビタミンB12が含まれています。葉酸とともに働く栄養なので、わかめや昆布などと合わせて摂ると効果的です。