カロリー
161kcal(100g)
全食品の中で
水産加工品の中で
糖質
12.6g(100g)
全食品の中で
水産加工品の中で
魚肉ソーセージ(魚肉ソーセージ) | 161kcal | |
水産加工品平均 | 116kcal | |
全食品平均 | 212kcal |
魚肉ソーセージのカロリー(100gあたり)は161kcal。グラフは魚肉ソーセージ、水産加工品平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。
水産加工品の平均カロリーは116kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、魚肉ソーセージのカロリーは水産加工品の中ではやや高く、全食品の中ではやや低い水準にあることが分かります。
標準的な肉ソーセージ1本分の重さは85gですので、1本分のカロリーはおよそ137kcalとなります。
魚肉ソーセージは、スケトウダラやほっけなどの魚肉のすり身だけでなく、鶏肉や豚肉、結着剤としてでん粉や卵白やゼラチンを使用し、三大栄養素を多めに含んでいるので、やや高めのカロリーになります。
販売されている魚肉ソーセージの中には、DHAやカルシウムが豊富に含まれたトクホや機能性表示食品として認められたものがあります。また、着色料には、リコピンやくちなしなどの植物系の色素が使用されています。
ちなみに、減塩タイプも販売されていますが、通常の魚肉ソーセージは意外にも塩分量が多く、100g中の塩分相当量は2.1gにもなります。
魚肉ソーセージ(魚肉ソーセージ) | 12.6g | |
水産加工品平均 | 1.5g | |
全食品平均 | 18.5g |
魚肉ソーセージの100gあたりの糖質は12.6gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。魚肉ソーセージの炭水化物量は12.6g、食物繊維量は0.0gですので、差し引いた糖質量は12.6gとなります。
水産加工品の100gあたりの平均糖質量は1.5g、全食品の平均は18.5gですので、魚肉ソーセージの糖質は他の水産加工品の平均と比較してかなり多く、全食品の平均と比較するともやや少ないことが分かります。
魚肉ソーセージには食物繊維は含まれていませので、炭水化物量=糖質量です。ちなみに、魚肉ソーセージ1本の重さは約85gとなりますので、1本分の糖質量は10.71g程度となります。
カロリーよりも多いことに驚くかもしれません。魚肉ソーセージの原料であるホッケやスケソウダラなどの魚、鶏肉の糖質は少ないですが、結着剤の中にでん粉が使われているので、その分糖質が多くなります。
上のグラフは魚肉ソーセージと主な食品との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。
魚肉ソーセージと他の食品を比較するとカロリーも糖質も高いのが分かりますね。
おもな原料となるたらはカロリーが約半分ほど、糖質にいたってはほぼゼロに等しいほどの量です。
また、鶏肉のカロリーはやや高めですが、糖質は含まれていません。
おやつ代わりに摂れるほど手軽なものですが、意外にカロリーと糖質が高いことも忘れないようにしましょう。油断するとカロリーオーバーになりがちです。
魚肉ソーセージのカロリーと糖質を見てきましたが、水産加工品の中ではカロリーはやや高く、糖質はかなり多いことが分かりました。ただ、全食品の中で見てみるとやや低い水準です。
原料の魚や鶏肉の糖質がとても低いのに対して、魚肉ソーセージは結着剤や変性防止剤として糖類が使用されているので、糖質の割合が多く、脂質も多いのでカロリーも高くなります。
また、意外にも塩分も多いので、調理する際には味付けにも気を付けましょう。
タンパク質が多く、DHAなどの良質な脂質も含まれています。現在では、よりDHAやEPAを多く含んだものや、減塩、カルシウム入りなど様々なタイプが販売されています。