カロリー
196kcal(100g)
全食品の中で
肉類の中で
糖質
1.3g(100g)
全食品の中で
肉類の中で
ハム(ロース) | 196kcal | |
ボンレスハム | 118kcal | |
生ハム(長期熟成) | 268kcal | |
プレスハム | 118kcal | |
ショルダーハム | 231kcal | |
骨付きハム | 219kcal | |
肉類平均 | 292kcal | |
全食品平均 | 212kcal |
ハムのカロリー(100gあたり)は196kcal。グラフはハム類、肉類平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。
肉類の平均カロリーは292kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、ハムのカロリーは肉類の中ではやや低く、全食品の中では標準的水準にあることが分かります。
ハム1枚分の重さは15~20gですので、1枚分のカロリーは29~39kcalとなります。
ハムは冬のヨーロッパの保存食で、種類によってカロリーはさまざまです。ハムの中ではロースハムがもっとも消費されていて、豚肉のロースを使用して作られます。
ボンレスやプレスはロースハムよりも1/3ほど脂質が少ないのでカロリーが低くなります。また、生ハムはタンパク質が多いので、ハム類の中ではカロリーが高めです。
今では低カロリーや低糖質、低塩などのヘルシーなタイプも販売されています。
ハム(ロース) | 1.3g | |
ボンレスハム | 1.8g | |
生ハム(長期熟成) | 0.0g | |
プレスハム | 3.9g | |
ショルダーハム | 0.6g | |
骨付きハム | 0.8g | |
肉類平均 | 1.1g | |
全食品平均 | 18.5g |
ハムの100gあたりの糖質は1.3gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。ハムの炭水化物量は1.3g、食物繊維量は0.0gですので、差し引いた糖質量は1.3gとなります。
肉類の100gあたりの平均糖質量は1.1g、全食品の平均は18.5gですので、ハムの糖質は他の肉類の平均と比較してやや多く、全食品の平均と比較すると少ないことが分かります。
ちなみに、ハム1枚の重さは約15~20gとなりますので、1枚分の糖質量は0.19~0.26g程度となります。
ハムには塩以外の調味料が使用されていて、水あめや砂糖など糖類を含むものが使われています。
とくにプレスは豚肉以外のお肉を混ぜ、つなぎなどを利用しているので、糖質が多くなります。
生ハムには塩以外の調味料を使用していないので、糖質は含んでいません。ただ、食塩相当量は100g中5.6gも含んでいます。
ハム
豚肉
牛肉
鶏肉
レバー
ビーフジャーキー
上のグラフはハムと主な肉類との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。
ハムと他の肉類を比較すると、原料となる豚肉(ロース)よりも炭水化物とタンパク質が少なくなります。ただ、糖類を含む調味料やつなぎが使われているため、カロリーは低くいですが糖質量は多くなります。
また、同じく加工品であるビーフジャーキーは乾燥させて水分が減ったところに、調味料が加わっているため、カロリーや糖質量が多くなります。
ビーフジャーキーのカロリーはハムよりも1.5倍ほどですが、糖質は5倍近くにもなります。
生ハムは豚肉(ロース)のカロリーとほぼ同じくらい、糖質はチキン同様含みません。
ハムのカロリーと糖質を見てきましたが、種類によってカロリー、糖質はさまざまです。
馴染のあるロースハムは肉類の中ではやや低いカロリー、糖質はやや多くなります。
ハム類の中でカロリーが低いのはボンレスとプレスですが、プレスはハムの中でも最も糖質量が多いので、糖質を意識している場合は控えた方がよさそうです。
生ハムは糖質を含みませんが、タンパク質が多いので肉類の中ではカロリーは高く、塩分も多く含んでいます。
タンパク質、ビタミンB1が豊富ですが、塩分も多く含む食材です。ハムを利用した調理では、塩分の摂りすぎにならないような味付けにしましょう。