とうもろこしのカロリーと糖質について解説しています。

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とうもろこしのカロリーと糖質

とうもろこし

カロリー

92kcal(100g)

全食品の中で

やや低い

野菜の中で

かなり高い

糖質

13.8g(100g)

全食品の中で

やや少ない

野菜の中で

かなり多い

とうもろこしのカロリーについて

とうもろこし(未熟種子、生) 92kcal
ゆで 99kcal
ホール、冷凍 97kcal
カーネル、冷凍 99kcal
缶詰クリームスタイル 84kcal
缶詰ホールカーネルスタイル 82kcal
野菜平均 36kcal
全食品平均 212kcal

とうもろこしのカロリー(100gあたり)は92kcal。グラフはとうもろこしの生とゆで、冷凍、缶詰と、野菜平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。

野菜の平均カロリーは36kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、とうもろこしのカロリーは野菜の中ではかなり高く、全食品の中ではやや低い水準にあることが分かります。

とうもろこし1本分の重さは150~300gですので、1本分のカロリーは138~276kcalとなります。

やはり穀物としても食べられているだけあって、とうもろこしは野菜の中ではそこそこカロリーがあります。

缶詰のクリームスタイルとは、とうもろこしの粒をつぶしてクリーム状にしたもの。ホールカーネルは粒を取って水煮したものです。いずれも、100g中80~90kcal前後というカロリーになっています。

ちなみに、とうもろこしは未熟種子は野菜として、完熟種子は穀類として扱われます。穀類としてのとうもろこしは南米アンデス地方などでトルティーヤの原料として利用されます。

とうもろこしの糖質量は?

とうもろこし(未熟種子、生) 13.8g
ゆで 15.5g
ホール、冷凍 15.9g
カーネル、冷凍 16.6g
缶詰クリームスタイル 16.8g
缶詰ホールカーネルスタイル 14.5g
野菜平均 3.6g
全食品平均 18.5g

とうもろこしの100gあたりの糖質は13.8gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。とうもろこしの炭水化物量は16.8g、食物繊維量は3.0gですので、差し引いた糖質量は13.8gとなります。

野菜の100gあたりの平均糖質量は3.6g、全食品の平均は18.5gですので、とうもろこしの糖質は他の野菜の平均と比較してかなり多く、全食品の平均と比較してもやや少ないことが分かります。

ちなみに、とうもろこし1本の重さは150~300gとなりますので、1本分の糖質量は20.7~41.4g程度となります。

カロリー同様、とうもろこしの糖質も野菜類の中では多い水準です。とうもろこしは、小さいサイズ1本、大きいサイズ1/2本で150gほどの重さになります。

いずれも75%以上が水分で占めるとうもろこしですが、三大栄養素の中で最も多く含むのが糖質(炭水化物)のため、カロリー、糖質ともにかなり高い値となっています。

他の野菜とのカロリーと糖質を比較

上のグラフはとうもろこしと主な野菜との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。

他の野菜と比較しますと、やはりとうもろこしはカロリー、糖質ともに高い水準なのが分かります。ゴーヤの5倍以上のカロリーがあり、糖質に至っては10倍以上も多く含みます。

注意することは、ゆでたとうもろこしにバターを加えることです。糖質量はさほど変わりませんが、脂質によってカロリーがかなり高くなるのでほどほどにしましょう。

糖質が低いものはオクラたけのこ大根トマトはカロリーが低い野菜です。

カロリー、糖質は高い! - とうもろこしの食べ過ぎには注意を

とうもろこしのカロリー、糖質はやはりかなり高い水準ということが分かりました。

ゆで、焼き、缶詰以外にも、専用の種類にはなりますがポップコーンなどとして、身近で手軽に食べられるのがとうもろこしの良さです。ですが、カロリーも糖質も高いので、食べ方や食べ過ぎには気をつけましょう。

また、とうもろこしはビタミンB郡も多く含むため、三大栄養素の代謝を促がしたり、疲労回復などの効果も期待されています。

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