名称 | トリュフ | 分類 | セイヨウショウロ科 |
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旬の時期 | 6~11、12~2、9~12月ごろ | 主な産地 | フランス、イタリアなど |
トリュフの旬は黒と白で多少時期が異なります。
黒トリュフの旬は年に2回、6~11月のサマートリュフ、12~2月のウインタートリュフがあります。白トリュフは9月~12月に旬を向かえます。
世界三大珍味の1つであるトリュフには、黒トリュフと白トリュフがあり、特に有名なのが黒トリュフで流通量が多いのも黒トリュフです。
黒トリュフは年間を通じて産出されますが、旬の秋から冬にかけてのものがもっとも上質とされています。この時期に採れたものは特に優雅な香りを放ちます。
また、産地も黒トリュフはフランス、白トリュフはイタリアと異なります。
黒トリュフはヨーロッパ産のものがほとんどで、フランスのプロヴァンス地方がその本場です。他にもスペイン、イタリアなどで産出されています。
「黒いダイヤモンド」と称される黒トリュフは生でも食べますが、主に加熱することが多く、パスタやパン、お肉等と相性が良いいので幅広く利用されています
また、白トリュフの産地で最も有名なのは、イタリアのアルバと呼ばれる地域です。希少な白トリュフは香りを楽しみ加熱せず、薄くスライスして生のまま料理に使います。
白トリュフは人工栽培ができず、また限られた環境でしか育ちません。そのため黒トリュフの3~5倍の値段で取引されています。
また、白トリュフは収穫後から香りが失われていくため、扱いが難しい食材です。そのため、あまり日本には入ってはきません。
おもに香りを楽しむ食材ですから、オイルや塩、バター、はちみつなどに漬けられた調味料が作られていて、幅広く楽しめるように販売されています。