カロリー
16kcal(100g)
全食品の中で
野菜の中で
糖質
2.5g(100g)
全食品の中で
野菜の中で
ずいき(生) | 16kcal | |
ゆで | 12kcal | |
芋がら、乾 | 246kcal | |
芋がら、ゆで | 13kcal | |
野菜平均 | 36kcal | |
全食品平均 | 212kcal |
ずいきのカロリー(100gあたり)は16kcal。グラフはずいきの生とゆで、干しの乾しとゆで、野菜平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。
野菜の平均カロリーは36kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、ずいきのカロリーは野菜の中ではやや低く、全食品の中では低い水準にあることが分かります。
ずいき1個分の重さは250gですので、1個分のカロリーは40kcalとなります。
やはり、ずいきのカロリーは低いと言えますね。ずいきは、はすいもや里いも類の葉柄の総称です。「赤、白、青」の3種類がありますが、最も流通しているのは赤ずいきです。
干しずいきとは「芋がら」とも呼ばれ、皮をむいて乾燥させたものす。乾燥させているため、100gに換算するとカロリーは非常に高くなりますが、通常は水でどして使用します。
ずいき(生) | 2.5g | |
ゆで | 1.0g | |
芋がら、乾 | 37.7g | |
芋がら、ゆで | 0.3g | |
野菜平均 | 3.6g | |
全食品平均 | 18.5g |
ずいきの100gあたりの糖質は2.5gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。ずいきの炭水化物量は4.1g、食物繊維量は1.6gですので、差し引いた糖質量は2.5gとなります。
野菜の100gあたりの平均糖質量は3.6g、全食品の平均は18.5gですので、ずいきの糖質は他の野菜の平均と比較してやや少なく、全食品の平均と比較すると少ないことが分かります。
ちなみに、ずいき1個の重さは約250gとなりますので、1個分の糖質量は6.25g程度となります。
ずいきの糖質が最も多いのは乾した芋がらですが、茹でると生を茹でたものよりも少なくなります。「100g中0.3g」はほぼゼロに等しいくらいの少なさです。
ずいきは生食は不可能なので、摂取する糖質量は茹でを見るようにしましょう。
上のグラフはずいきと主な野菜との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。
里芋の葉柄ですが、いも類のように糖質は多く含みません。むしろずいきは低カロリーで低糖質となっています。
他の食品と比較すると、うど、ふき、セロリとのカロリー、糖質量には差はあまりありません。
生姜はどちらもずいきの2倍ほど高くなります。また、ユリ根のカロリー、糖質はさらに高く、比較するとカロリーは約8倍、糖質は9倍にもなります。
ずいきはカロリーが低く、含まれる糖質も少ない野菜です。糖質が多いいも類も、葉柄部分は少ないの分かりましたね。
食物繊維は不溶性のものが多いので、水溶性の食物繊維を含む食品と一緒に合わせて食べることで、お通じが良くなります。
ずいきはアクが強いので、しっかりとアク抜きをしてから調理をします。まず、水洗い後に皮をむいて、酢水に1時間ほど漬けます。その後、酢水で茹でさらに水にさらします。葉柄専用の品種はアクが少なくアク抜きなしで調理ができます。